あれこれ用事が重なり更新が滞ってしまいましたが

前回お話した通り、妹と

北品川にある実家のお寺さんへお施餓鬼法要に行って参りました。

 

 

 

 

 

待ち合わせ時間より早く着いてしまったので

何となく写してみた品川駅。

港南口方向を見たところ。

やはり巨大なカートを引いた外国人観光客が多かったです。

 

 

 

 

 

 

お寺さんの近くの北品川商店街。

旧東海道です。

 

 

 

 

 

 

まずは腹ごしらえ爆  笑

 

定番の蕎麦居酒屋いってつさんで、天ぷらせいろ割り箸

 

 

それからお寺さんへ伺い、いよいよお施餓鬼法要です。

 

ずっと昔から、毎年同じ日に行われてきた法要で

3年前の引っ越しのとき、色あせた古いハガキが出てきて

やはり7月11日にお施餓鬼法要をするというお知らせでした。

 

あまり広くない本堂で、

たくさんのお坊さんの読経の力強い声が朗々と響き渡ると

不信心者のワタクシメ、男声合唱団の声にも聞こえ

とても贅沢な気分になりつつ

時間が一気に遡るような気がしました。

 

かつて、江戸時代のうちのご先祖様たちも

ここでこのお経を聞いただろうか。

普段は忙しく立ち働いていても、お盆のこの時期だけは

お寺に伺って神妙に畏まっていただろうか。

たくさんの力強い読経の声に浸っていると

自分達に代わり先祖たちを供養してくれることに

慰められただろうか。

 

ところで…そんな厳かな儀式の最中

 

仏様の両脇に一人ずつお坊さんが立ち

儀式に使う道具を配ったり回収したりしているのですが

奥に立つお坊さんが

アンガールズ田中にそっくりだったのです!

 

そう思うと、もう田中に見えてしまう気づき

 

このことを隣にいる妹に教えたいのですが

(妹の席からはよく見えない)

もしも妹が聞いたら

ゼッタイ吹き出してしまう。

のみならず、ククク…とかググッとか

笑いを堪えるために奇妙な破裂音を発し続けるでしょう。

そうなることに1000円賭けてもいい(←ショボいか?)

 

しかしそれは厳かな儀式の最中に不謹慎であります。

 

なので話すのを我慢しました。

 

帰り道で妹に話したら

やっぱりギャハハハ・・・と爆笑し

つられて私も笑い、久しぶりに腹筋運動をしたのでした。

 

さて、帰り道はいつものように

旧東海道から1本下の道を歩きながら

古い家など写して行きました。

 

 

 

 

こちらは現役バリバリのクリーニング屋さん

 

やはりこの辺も更地や新築マンションが増えました。

 

 

 

 

 

 

 

閉め切ったドアの前に可愛いブーゲンビリアの花。

 

 

 

 

 

 

 

今回も北品川橋から船溜まりを眺めました。

春には屋形船がたくさん係留していましたが

今はかき入れ時なので他に移してあるのでしょうか。

 

曇り空の下、水鳥もいなくて静かなはずなのに

なぜか水面のあちこちに波紋が広がっています。

 

不思議に思ってのぞき込んだら

何か小魚がたくさんいるみたい。

時々、水面近くまで上がってきて

銀色の腹がギラリと光り

水面に飛び出してきたのもいました。

 

 

 

 

 

上手く撮れてないなあ…

波紋の中に魚がいるのですが。

 

隣で見ている妹が大声で

 

「あ、飛んだ!」

 

「また跳ねた!」

 

そして「アジだ!今見たのはアジだった!」という。

 

アジ?……鯵?

 

ここに鯵がいたって!?

 

ホンマかいな?

 

 

 

 

 

以前も書きましたが

この船溜まりの際にはアボカドの大木が生えています。

 

北品川はアボカドが生え、鯵が生息する町なのでしょうか。

 

妹は「でも、この水を見ると獲れても食べたくないね」という。

一応食べることも検討したらしい。

 

こんな風に、妹と品川へ行くと

必ず珍道中になるのでした笑い