さて、また話は新宿コズミック通りから始まります。

…しつこくてすんませんが、どうか付いてきて下さいお願い

 

先日久しぶりに戸山公園大久保地区で早春の花を写したあと

コズミック通りを通って帰ることにしました。

去年の12月にここで小さなオブジェをたくさん見つけたので

その復習を兼ねて見て歩いたのですが

なんと!

まだ撮り漏れていたものがありました。

 

 

 

まずはこれです。

ガードレール代わりの低い塀に

昔の風景を描いたらしいタイル画が4枚。

 

 

 

 

 

あれ!これも写していなかったよ。

 

 

 

 

 

 

右側のタイル

 

 

 

 

 

 

左側のタイル

尾張徳川下屋敷の現在位置説明図とあります。

私にとって、これは貴重ですわ。

今後のお散歩の参考にしたいです。

 

そしてさらに…

 

 

 

 

 

こんな靴が!

ハイカットスニーカー?バシュー(バスケットシューズ)?

形は古いけれど、大昔の物ではなさそう。

なんで、ここにあるのだろう。

 

ああ、もう分からんもやもや

 

ネットで調べても出てこないので

もう誰かに聞くしかない。

でも、誰に?

 

そこで気が付いたのは

コズミック通りの真ん中に新宿中央図書館があるじゃないの。

ここなら地元ならではの資料があるのでは?

 

実は新宿区民になって丸3年経ちまして

とても快適に暮らしておりますが

住まいの近くに図書館がないのが唯一残念な所で

未だに利用者登録していないのです。

スポーツセンターに来る機会が増えたのだから

この図書館で登録しようと思っていたところなので

ちょうど良いかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日を改めて来た新宿立中央図書館

 

なんと!休館日だったガーン

 

 

 

 

 

 

この図書館は昨年末に化粧直し?したみたいで

外観が綺麗になりました。

でも初めて通りかかった時は

廃校になった学校をそのまま使っているみたいで

とても古びて見えました。

 

でも、この際外観がどうでも構わない

問題は中身ですもん。

 

ということで、また日を改めて行きまして

目出度く読者登録を済ませ

リファレンスもお願いしました。

担当してくれたのは若いお兄さんで

私がオブジェの説明をすると

「ああ、あの凄くリアルでギョッとするやつ?」

と分ってくれました笑

それから色々検索してくれましたが

やはり私が辿り着いた所までしか分からず

「力不足で申し訳ないです」といいながら

「こちらに行けば資料があるかもしれません」

とメモに書いてくれたのは

新宿区文化観光産業部文化観光課(←長い!)

場所を聞くと歌舞伎町でした。

 

いやあ、そこまでは行かないかな…魂

 

でも図書館にこういう資料はないということは分かりました。

 

その後、それとは別に新宿の歴史関係を見たかったので聞いたところ

わざわざその書架まで案内してくれました。

私にとって、そこは宝の山で

ウハウハ小躍りしましたわ(←心の中でね)

そこで出会った本についてはまた別にお話するとして…

 

 

さあ、分からないままだぞ…どうする?

 

あれこれ考えていたら、ふと

去年、最初に写したオブジェに答えがあるのかも?

そこで改めて見てみたら…

 

 

 

 

これです!

戸山中学校歌と書いてあります。

 

現役の中学の校歌をここに刻むのは不自然だし

この学校はもうないのでは?

そして中央図書館は、

どう見ても学校の跡に入ったように見えるし。

 

この二つを合わせてみると?

 

そこで調べてみたら

新宿区立戸山中学校は児童数減少により

2005年に閉校した、とあり

大久保三丁目にあった、と分かりました。

その後、2013年に中央図書館が移転してきたことも判明!

 

 

ビンゴOKですがな。

 

つまりハイカットのスニーカーは

この場所にあった中学生のものだったと。

これも歴史のひとコマなのですね。

 

そんな迷推理に半日費やした日曜日になりました。

 

…ここまで付いてきて下さった方々

お読み頂きありがとうございました桜