曙橋の周辺をちょこっと散歩した昨日の続きです。

 

 

 

 

靖国通りから1本奥に入った坂の途中で

昨年の秋に新規開店したスーパーの前を通り

とても良さげなブロッコリーが98円だったもので

思わず「買ってく!」と籠に入れて店内へ入りました。

 

外側から見ると、それほど大きく見えないけれど

2階もあったので、この際色々見たいと

エスカレーターで上へ。

 

するとエスカレーターを降りた正面に

なんと!内藤唐辛子のコーナーがあるじゃないの!

こんな風に製品化されているんだ。

なんか嬉しい笑い

 

内藤唐辛子は江戸時代に内藤新宿、今の新宿御苑から

大久保一帯で栽培された新宿の地場野菜です。

蕎麦文化が広まったことで薬味として人気が高まり

収穫期には大久保一帯が真っ赤に染まったとか。

 

しかしその後、もっと辛く大ぶりな唐辛子が出回り

小ぶりで優しい辛さの内藤唐辛子は消えていったそうな。

近年、地元有志でその復活に取り組み

地場野菜として少しずつ知られるようになったのでした。

 

私も北新宿に住む親せきから頂いてその存在を知り

栽培にチャレンジしましたが

引っ越しのドサクサで上手く育たずタラー

頂きものを少しずつ使っています。

 

その内藤唐辛子がブランドとして製品化されていたのね。

 

売り場を見たら

一番下にはタバスコそっくりな小瓶に詰めてあり

一番上にはレトロなミルク缶入りが並んでいて

真ん中に小袋と詰め替え用の缶がセットになって置いてありました。

その詰め替え用の缶を見て

思わずニヤリニヤリ

 

迷わず買いましたわ。

 

 

 

 

それがこのセットです。

詰め替え用の缶には鉄腕アトムと十万馬力の文字。

 

 

 

 

 

 

 

その横には高田馬場と書いてある。

 

 

 

 

 

 

袋の裏側

 

去年の今頃の私だったらこのセットを見ても

内藤唐辛子になんで鉄腕アトム?

高田馬場ってどういう意味?

と不思議だったでしょう。

 

でも今の私には分かるんですねえ(←超エラそう!?)

 

昨年6月に高田馬場周辺を歩いて…

 

 

 

 

 

ガード下で、こんな壁画に出会ったもので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鉄腕アトムと内藤唐辛子がどこで結びついたのかは分かりませんが

細かいことはこの際置いて(笑)

どちらも新宿所縁の存在として愛されている

ということで爆  笑

 

詰め替え用の缶を見てニヤリとしたワタクシメ、

こうしてだんだん新宿区民になっていくのかと

感慨深かったです。

 

ところで1階のパン売り場にも

こんなパンがありました。

 

 

 

 

 

内藤唐辛子のシールが付いたパン。

こちらは裏側でカリカリに焼いてある。

これも一つ購入しましたぞ。

 

 

 

 

 

カリカリWチーズ(内藤とうがらし)という名前でした。

 

 

 

 

 

 

 

袋から出してみたら、こんな感じ。

 

 

 

 

 

 

半分に切ってみました。

中はモッチリしているけれど

意外にもしっかりした硬めの食感で

食べ応えがあります。

チーズの塩味が強めなので、副菜無しで

これだけひたすら食べていたい。

しいて合わせるなら赤ワインかな。

内藤唐辛子の辛さはとても優し目です。

黒胡椒を入れたパンに似た風味が楽しめました。

 

犬も歩けば…唐辛子に出会う!?

これが気まぐれ散歩の醍醐味でしょうか。

 

このあとどんな製品が出来るのか

とても楽しみです。

 

ごちそうさまでしたルンルン