お正月用に活けた花がとうとう萎れてしまったので
買い物に行ったときスーパーで
また一束398円の花束を二束買って来ました。
また小さく活けたので
三つの器に分けることが出来ました。
とても小さなチューリップが2本入っていたので
思い切って短くして入れました。
淡い春を夢見る蕾に見立てたつもりです。
チューリップは光の方へ向くので
しばらくしたらまっすぐ上を見つめていました。
こちらは違う種類の白い花と
紫に染まり切れない小さな花の組み合わせ。
春というにはあまりにも淡い
モノトーンに近い色合いですが
音を吸い込むような静けさが漂っています。
こちらは紫の花の茎に付いていた小さな花。
光を浴びなかったのか色づくこともなく
草原のハコベのように小さくて
うっかり捨てるところでした。
でもせっかく花になったのだからと
集めて薬味入れにまとめました。
ふと思い付いて塗りの菓子皿に入れてみたら
ちょっと格が上がったような?
小さな春を、どうぞ召し上がれ
なんて、ままごと遊びしています。
さて日本列島は今夜から大寒波に覆い尽くされそう。
被災地の方々を思うとやりきれない気分ですが
どうか、お大事に。
なんとしてもまた春を迎えるために
今を乗り越えて頂きたいと願うばかりです。