昨日の朝、突然友だちから「かかしまつりに行かない?」とのお誘い
そのお祭りの存在は知っていましたが
場所など詳しいことは分かりません
そこで急きょ参加者を募り総勢4人で行ってみることに
私は港区民ですが、今まで赤羽橋にほど近いその商店街の存在すら知りませんでした
赤羽橋で待ち合わせ、麻布十番方向に進んで行くと…
通りの入り口で大きなかかしがお出迎え
ここは麻布いーすと通りというそうな
東麻布商店会主催のかかしまつりは今年で44回目だそうです
通りはすでに人でいっぱいでした
子供たち参加のゲームでは熱き戦いが繰り広げられていました
通りの両側には祭屋台のような出店がギッシリ
商店会主催なので、会場案内も売り手も各町会や近隣のお店の人
大人も子供ものんびり、ゆっくりと行き交っていました
美味しそうなものがどれも激安!
ここで小肉まん買いました
大きさもちょうどいいし、プロのお味で旨かったっす
こんなのもあったよ
あ、これは見本か?
横丁に設えた舞台では演芸が始まっていました
客席横は昔ながらのお米屋さん
手描きの幟の横には豚もつ煮込みの鍋が
シミジミ良い匂いを漂わせていました
こういう雰囲気、いいよね~♪
こちらは昔懐かしあめ細工
この他、和洋中いろいろなお店が出ていて
イカ墨パスタやらソーセージやら巻き寿司やら串焼きやら…
人混みに阻まれて写せませんでしたが
もうね、盆と正月が一緒に来たような 旨い物満載でしたよ
こちらはかかしの展示場
皆様の力作をば拝見しましたぞ
とても他人とは思われない風貌のダルマかかし
ヾ(@^(∞)^@)ノ
ところで今や都心の一等地である麻布の町で
実りの秋とはいえナゼかかし?と思ったら
その昔、この商店会には東北方面から上京し
住む込みで働いている人が多かったのだそうです
その人達が故郷を想いながら一緒に励まし合い、楽しみたいと
始まったお祭りなのだそうです
その所縁なのか、横丁に山形からの出店があり
新鮮野菜や花をたくさん売っていました
それを見つけた瞬間ワタクシ達の目の色が変わり
(試食品もたくさんあったし)
やれ枝豆だ!トマトだ!リンゴだ!サツマイモだ!と
気が付けば両手にギッシリ大袋をぶら下げていたのでした
その隣では旨そうな玉こんにゃくが大鍋でグツグツ
これを見逃す手はないと、一同即買い、
練り辛子をたっぷり塗って立ち食いしたのでした
この商店街には食べ物の他にも私の大好物がありました
もう大体お分かりかと思いますが…
この一帯は先の空襲で全て焼けたので
看板建築は戦後のものだと思いますが、
大きなビルが押し寄せる一画に、まだこんなに懐かしい商店街があったのかと
感慨深く歩き回りました
また今度、普通の日にぶらりとやってきたいです
時間を忘れて歩き回っているうちに
いつしか夕闇が降りてきて、焼物の煙が立ち込めるなか
人混みはますます膨れ上がってきました
思いがけず知り合いが出店を出していたりして抱腹絶倒!
笑って喋って買い漁り
突然のお祭り参加は本当に楽しかったです