今日は朝からお日様がピカピカ。
気持ちの良い一日のスタート!
空が重苦しく曇っていたり雨が降っていると、それだけで気持ちも重くなって
お日様が姿を見せると、それだけで何か良いことがありそうな気がして
どんなに科学が進歩しても、人の心はお天気次第なのね。
朝早く庭に出たら、外猫ハルちゃんがやってきた。
ハルちゃんは、近くに実家(猫マンション)があり、地域猫担当のお婆さんが面倒をみている。
だから、ハルちゃんが来るのはご飯が欲しいわけじゃない。
食後の見回りと、昼寝、それから甘えて可愛がってもらうため。
まだ眠そう。そっと撫でたら背中がふんわりと温かかった。
どこかで、うたた寝してたにゃん?
今日は気持ちの良い日だから、とランチは少し遠出した。
同僚の玉子さんと二人で、いつもと違うビルの緑地帯を通り抜けていたら・・・
少し先の方を大きな猫が横切った。
黒地にところどころ白い模様で貫禄充分。
声をかけたら振り返ってじっとこっちを見た。
黒い顔の中にまん丸の目玉。驚いてる風でもないのに、その目はコインをはめ込んだように丸い。
「顔が黒いからよけい目がはっきり見える」とは玉子さんの解説。
帰り道では同じ所で、今度は小ぶりのキジ猫が何かを一生懸命食べている。
私達が近寄っても逃げるそぶりも見せない。
何を食べてるのかな?と覗いてみたら、私がカリカリと呼んでるドライフードだった。
誰かがちゃんと猫のご飯を用意してくれているんだ。
さっきの大猫も帰り道のキジ猫も背中の毛がツヤツヤ光っていた。
人見知りしないのは、怖い思いをしてなからにゃん?
玉子さんも私も大好きな中華を食べて、お腹いっぱい
外猫もご飯をちゃんと貰っていて、有難い、嬉しい。
私達の職場は芝公園の近く。
日比谷通りの街路樹は、昨日の雨を吸ってまた緑の葉を伸ばした。
道路の先が少しカーブしていて、遠くから見ると両側の街路樹が重なり合って緑のトンネルのように見える。
ビルの間の緑地帯も植え込みも、5月の光を精一杯受け止めて、新緑のオーラを放ってる。
今日は街全体が一つの公園になっているみたい。
これからジトジトした梅雨がやってきて
それが終わると灼熱の過酷な夏になる。
夏の街は、急ぎ足で通りすぎるのがやっと、という辛い環境だ。
外猫は、そんな中で生きていく。
せめて今日のような穏やかな日が一日でも多く続いて欲しい、と思いながら職場に戻りました。
今朝のお隣さんの庭。どの花も元気一杯です。