去年の春からスポーツセンターへ通うようになり

すぐ近くの諏訪神社へもたびたび伺うようになりました。

しかし去年は例大祭に行けなかったので

今年こそと思っていました。

その今年とは8月24日と25日、つまり昨日と今日!

 

昨日は行けなかったので、今日の午後

それも一番陽が高い時間に日傘に縋って行って参りました。

 

 

 

 

諏訪通りの向かい側から見た神社の様子。

いつもはひっそり静まり返っている境内が、

今日は露店でカラフルに染まっていますルンルン

 

 

 

 

 

 

一の鳥居に付いた御祭禮の提灯

 

鳥居の内側にはところ狭しと露店が並んでいます。

聞くところによると20店も出るらしい。

 

しかしこの時は一日のうちで一番暑い時間だったので

人混みはなく、ゆっくりお参りできました。

たぶん陽が落ちた頃から賑わい始めるのでしょう。

お店の人ものんびり構えています。

 

 

 

 

 

二の鳥居の前にはかき氷屋さん

大人も子供もやっぱりこれが一番だね。

 

 

 

 

 

鳥居をくぐってまずはお参り。

 

それから色々なお店を見て歩きました。

 

 

 

 

 

奥の方は酒盛りの準備OKよOK

 

「しゃてきやさん」のひらがなが可愛い気づき

 

 

 

 

 

 

寄らば大樹の影笑い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは稲荷神社の前

今夜はお稲荷さんも賑やかに楽しめますね爆  笑

 

 

 

 

 

 

 

お稲荷さんの鳥居にも御祭禮の提灯

神前にはお供物がたくさん上がっていて

こちらまで晴れがましい気持ちに。

 

 

 

 

 

 

 

こちらの御嶽神社にも新たなしめ縄とお供物

いつもは目立たないお社も、

今日は明るく見えます。

 

 

 

 

 

 

 

狛犬さんも何となく嬉しそう口笛

 

 

 

 

 

 

 

銀杏の高木が陽射しを遮ってくれるので

炎天下でも居心地が良いです。

 

夕方からはお囃子が奏されるらしく

お神輿も見たかったけれど

それは来年のお楽しみにします。

 

昨夜はМちゃん一家が来たらしく

K君(4歳)がスイカ柄の甚平姿で得意そうに

大好物のチョコバナナを持っている画像を送ってくれました。

金魚すくいもしたんだね。

 

今は身内のような気持ちの神社に家族で来て

楽しんでくれたのが嬉しいです。

 

良かった、良かった拍手

今日は何だか変なタイトルですねえ笑い

 

ゲリラ豪雨はいつ降るか分からないわけで

その数時間前は、何も変わらないいつもの風景です。

しかし話は遡り…

8月21日に新宿四丁目の雷電稲荷神社に伺ったあと

路地を歩いたあと天龍寺へ。

その後、帰り道なので南口辺りを気まぐれに歩きました。

 

ところが数時間後にゲリラ豪雨で記録的短時間大雨情報なるものが発令されました。

テレビのニュースで、少し前に自分が歩いた所が壮絶な光景になっていてしばし絶句。

 

さらに翌日、Мちゃんがちょうどその時、

南口付近を歩いていた話を聞き

再び絶句しました。

 

何しろ道路は深々と冠水。

豪雨で視界が全くないので、車同士がぶつかり合ったり

歩行者の方へ突っ込んでくる!

一瞬「死ぬ」と思ったそうな。

しかも地下道が多いので水がどんどん流れ込む。

 

この話を聞いてから

改めてその日写した街の風景を見直し

今まで経験したことがない豪雨と重ね合わせてみると

水の流れが、どんな経路を辿ったか

おぼろげながら見える場所があったりして。

 

 

 

 

 

天龍寺を出て明治通りと甲州街道の交差点を見たところ。

 

斜め前に鰻の登亭があるビルが目に入りました。

今まで数えきれないほど通った場所ですが

いつも忙し気に人混みに押し出されながら歩く所で

このビルの全景を見たことがなかったような?

改めて見るとレトロとはいわないまでもかなり古いビルみたい。

そこで近づいてみました。

 

 

 

 

 

 

交差点の向かい側から見たら「テナント募集」の看板。

ここは松井ビルというらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後で調べてみたら松井ビルは1957年竣工でした。

いやあ、やっぱりそうか!

そして今現在、全室埋まっていて空きは無いそうな。

もしかして登亭は竣工当時からここにいるのかな。

そのくらい、この角と黄色いテントはセットになっています。

 

 

 

 

 

 

その先へ進むと、甲州街道と一段低くなった歩道。

 

ここですよ、ここ上差し

これはもう、水に流れを提供しているような!?

この時は低い歩道を進みながら

目に付いたものを気まぐれに写しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中年サラリーマン氏が、

このメニューをじーーーっと見てから入店したので

そのあと私も、じーーーと見て写しました。

店には入らなかったけれど、なんかそそられるな気づき

 

 

 

 

 

その隣は地下への階段。

美容室らしい。

ここは豪雨で気の毒なことになったのでは?

 

 

 

 

 

 

 

そして甲州街道の下を通る通路。

 

 

 

 

 

 

この時は人が途切れたときに

向かい側が覗く景色が面白くて写したのですが

あの日は、どんなことになっていたやら。

 

 

 

 

 

 

その先を曲がり路地に入りました。

 

 

 

 

 

 

 

ここに間口は狭いけれど

重厚な造りの入り口の店がありました。

これは只者ではなさそうな雰囲気です。

 

 

 

 

 

 

 

ドアがアンモナイトだ気づき

 

 

 

 

 

 

「酒処 浪漫房」も凝ってる。

 

ちょこっと調べてみたら外見とは裏腹に

カジュアルなビアレストランだとか。

昭和のレトロ感を感じつつ飲食できるお店らしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして路地は突き当り…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このお姉さんは写真の中の人です爆  笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして三越、じゃなかったビックロ、じゃなかったビッグカメラの裏口に到着。

ここは「双葉通り」というのですね。

 

ゲリラ豪雨による被害が

全く予想もつかない規模になりそうな今日この頃。

その時自分がどこにいるか?

それは人智の及ばぬところでしょうかアセアセ

 

 

 

 

 

 

 

 

新宿四丁目の雷電稲荷神社へ伺ったとき

その横の路地を歩いたあと明治通りへ出て

改めて天龍寺へ伺いました。

 

 

 

 

こちらは雷電稲荷神社へ伺う前に明治通りの向かい側から写した山門です。

高島屋やニトリへ行く時、いつも前を通る見慣れた風景ですが

一度も境内へお邪魔したことがなかったので

今回は最初から伺うつもりで撮りました。

私のカメラでは近くでは全景が入らないもので。

 

さて、山門の横から入るととても広い空間になっていて

その正面に大きな本堂がありました。

 

その空間から、表側からは近すぎて写せなかった山門を写しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

立派な山門ですねえ。

屋根瓦や軒の細工、重厚な柱に見とれてしまいます。

神社仏閣の木造建築物には伝統に支えられた力強さが漲っていて

いつも見惚れてしまいます。

 

 

 

 

 

こちらは大きな本堂。

離れた所からでも全景が入りません。

 

 

 

 

 

 

燦然と輝く三つ葉葵の御紋。

 

初期のブラタモリで、タモリ師匠がここを訪れたことを思い出し

調べてみたら2011年3月放送でした。

かつて境内には池があり、渋谷川の水源の一つだったのですね。

 

 

天龍寺は曹洞宗のお寺で山号は護本山。

創建は天正19年(1591年)

徳川家康公の側室である西郷局の父の菩提寺でした。

なんと、かつては牛込付近、納戸町にあったそうな。

それが天和の大火で焼失したため天和3年(1683年)

この地に移されたそうです。

 

 

 

 

 

 

本堂の脇には観音様。

 

 

 

 

 

 

 

奥には鐘楼がありました。

その近くにあった説明板2枚。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天龍寺の時の鐘

内藤新宿で遊ぶ人たちに時を告げる「追い出しの鐘」だったのですね。

ここが江戸市中の西の端だったのか。

 

この鐘は、かつて寛永寺、市谷亀岡八幡宮の鐘と並び

江戸三名鐘といわれたとか。

 

ランダムに歩いているつもりでも、江戸時代の寺社に

思いがけない繋がりを見つけてビックリです。

 

 

 

 

 

 

 

鐘楼の奥は墓地で、お地蔵様がその入り口を守っている様子。

この先は檀家さんの墓地なので足を踏み入れるのは遠慮しました。

ついさっき、あの裏を歩いたのですね。

 

ところでかつて山門は反対側にあったということを

後になって知りました。

さらに江戸時代、雷電稲荷神社はこの天龍寺の境外社だったとか。

今はもう周りをビルに囲まれて昔の面影を探すことはできませんが

ただ道筋だけは案外変わらないものですね。

 

 

 

 

 

 

山門まで戻って来たら、向かい側のビルの窓との対比が面白くて一枚パシャリ。

 

 

 

 

 

 

もう一枚写したら煽った形になってしまいました。

 

 

 

このあと、先ほど入った山門の脇から出ようとしたら

境内の奥から涼しい風がやや強く吹いてきました。

その風がとても爽やかで気持ち良かったので

しばらく佇んでいました。

まるで高原を吹き渡るような澄んだ空気が運ばれたようで

少しずつ汗が引いていくのが分かりました。

乗降客数が日本一という雑踏の新宿で

こんなに気持ちの良い風に出会えるとは!

 

 

 

 

 

 

佇みながら写した山門の屋根。

 

 

 

 

 

 

 

この日は梅雨空のような薄曇り。

とても蒸し暑かったのですが

思いがけないご褒美を頂けた気分です。

 

 

昨日は新宿四丁目にある雷電稲荷神社についてお話しましたが

そのあと周辺を少し歩いてみました。

 

その前に余談ですが…

昨日私がほっつき歩いたのは昼すぎです。

ところが夕方にはまたゲリラ豪雨が襲来し

ニュースで見たら、たぶん私が歩いた辺りで道路はプールみたいに冠水!

マンホール蓋が吹っ飛び、高く水柱が上がっていました。

 

あんら、まあ・・・びっくり

 

そんなことになるとはツユ知らず、

なんとお気楽に歩いていたことか。

 

今日も昼頃豪雨があり、大分濡れてしまいました。

もう、いつどこで何が起きるか分からないですねアセアセ

 

さて話を昨日歩いた路地に戻しましょう。

 

 

 

 

 

 

昨日もアップしたこの場所、左下に雷電稲荷神社の鳥居が見えます。

この看板があるビルの横は明治通りから一本入った狭い路地。

こんな事を申し上げては何ですが

この周辺は最近まで、かなりディープな雰囲気で

足を踏み入れたことはありませんでした。

 

しかし新宿駅南口の再開発に伴い

この周辺も大分変った(変えられた?)ようです。

新宿高校が建て替えられ、

正門の位置が90度変わった事も関係あるかな?

 

覗いて見ると、道路も建物も新しくなっていたので

ちょっと歩いてみました。

 

 

 

 

 

 

すぐ後ろには新宿高校の校舎が見えます。

 

 

 

 

 

 

その先の「旅館」も真新しい。

 

 

 

 

 

 

 

こちらもオサレな感じ。

 

 

 

 

 

 

真新しい建物が並ぶ中に新宿四丁目町会の建物も。

 

 

 

 

 

 

 

その先は蛇行して奥へ続いています。

右側は天龍寺さんの墓地です。

それをぐるりと半周回り明治通りへ出る路地なのですね。

 

 

 

 

 

 

墓地の反対側、駐車場から奥を見ると

鬱蒼と茂った木々とグランドのネットが見えます。

ネットは新宿高校のものでしょうか。

 

 

 

 

 

 

と、ここで可愛い行進に出会いました。

奥のマンションへのアプローチかな。

 

 

 

 

 

 

爆  笑爆  笑爆  笑飛び出すハート

 

 

 

 

 

 

 

その先の隙間から見える木々は、もう新宿御苑のものかな。

 

ここで道は蛇行しながら進み…

 

 

 

 

 

曲がった瞬間見えたのは、昭和の面影を残す建物。

やっぱり古い建物も残っているのね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは墓地の塀

 

 

 

 

 

 

今来た道を振り返ったところ。

 

さらに進むと…

 

 

 

 

 

 

こちらにも残っていました。

昭和の面影が!

 

 

 

 

 

 

墓地の塀との隙間はこんな感じ。

 

 

 

 

 

 

その先にも蔓で覆われた建物あり。

 

 

 

 

 

 

この蔓は葡萄みたい?

 

 

 

 

 

 

 

この建物は長く使われていないようで

玄関の中が散らかっていました。

 

 

 

 

 

 

今歩いて来た道を振り返ったところ。

 

この先はもう明治通りです。

何だかあっけなく通り過ぎてしまいました。

 

さて、せっかくここまで来たので

いつも山門を遠くから見るだけだった天龍寺さんへも

ちょっとお邪魔することに。

 

この続きはまた明日ねパー

先日、台風一過の花園神社へ伺ったとき

雷電稲荷神社を見かけお参りさせて頂きました。

何となく意外な気がしたので後で調べてみたら

昭和3年に花園神社に合祀されたのですが

その跡地には、今も神社が残されているそうな。

 

合祀されたのにかつての地に神社がある

というのが無信心者の私には意味が分かりません。

しかし、その場所が新宿四丁目で新宿高校の近くだと知り

そういえば、あの辺で鳥居を見たっけ!

いつも通り過ぎるだけですが、目の端にチラッと入っていたような?

 

今日は新宿西口に出る用事があったので行ってみました。

 

甲州街道と明治通りが交差する所から新宿高校の方を見ると

その手前に細い路地があり、その角に…

 

 

 

 

 

 

新宿4丁目ビジネス・旅館街→

という看板があり、その左端にもう赤い鳥居が見えます。

新宿駅南口は大規模再開発して、すっかり姿を変えましたが

この横道一帯だけは往時の面影を残しているらしい。

それはさておき、雷電稲荷神社ですがな!

 

 

 

 

 

ありました~!

両端が駐車場という微妙な場所ですが

鳥居も新しいし幟もたくさん立ってます。

鳥居にはしめ縄が張られて、立派な神社です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずはお参りして、それから写させて頂きました。

 

 

 

 

 

祠の中に掲げられた奉納額

地元の人がここを守り続けた伝統を感じます。

合祀されたことで、こういう物の行き場が無くなるのは

地元としては耐え難いことだったのでは?

 

 

 

 

 

 

鳥居は平成8年に建てられたのですね。

 

祠の前には二対の狐さんがいるのですが

その手前に、意外な狐さんがいました。

 

 

 

 

 

あら、まあ爆  笑

 

ヤンチャな子狐を押さえつつ

こちらに向かって営業用の笑顔を見せる母狐飛び出すハート

 

ホント、いたずらで困ってるんですよ~

根は良い子なんですけどね…

ささ、どうぞ、こっちは気にせずお参り下さいな

 

なんて言葉が聞こえそう。

 

 

 

 

 

 

はあ~笑い

押さえられている子狐は、確かにヤンチャそう。

全然メゲてないわ。

 

 

 

 

 

 

 

後ろ姿にも辺りを憚る母狐の気遣いが感じられますわ笑い

 

この親子狐は、どういうご縁でここにいるのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

こちらは伝統的な風貌の狐さん。

金網に囲まれているのが気の毒な気もします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手水舎もガッチリ金網でガードされてる。

奉納の字の間に稲穂の紋が見えます。

 

 

 

 

 

 

 

祠の横には八角堂

 

 

 

 

 

 

その前にはカエルさんが!

 

ということは、弁財天が祀られているのでしょうか。

 

そうそう、この辺はかつて湿地帯だったのですね。

渋谷川水系を辿っている時に知りました。

 

 

 

 

 

 

金網入りの狐さんの横には力石が置いてありました。

 

 

 

 

 

 

 

親子狐の横には石仏が無造作に置いてあります。

 

 

 

 

 

 

 

赤い幟は今年の初午に奉納されたようで

今も稲荷神社として祀られているようです。

 

この辺は、かつての鎌倉街道だったという説もあるとか。

 

この神社のご由緒は源義家の伝説と深く関わっているそうです。

この辻で雷神と狐さんが出会ったのでしょうか。

 

今や高層ビルの狭間になってしまいましたが

それでも、ここに佇むと、

しばし足を止め、大昔を想像してみるのが不思議です。

 

こういう場所が残されているのは本当に貴重だと思いました。