結局のところ本態性高血圧ということになりました。
原因不明の高血圧ということですね

動脈硬化もなく降圧剤にも抵抗性で
血中ACTHとコルチゾールの値が若干高め
ということから
内分泌性の高血圧を疑って
造影CTと造影MRIの画像診断とデカドロン抑制試験をしましたが
脳下垂体と副腎に腫瘍性病変がないことが確認され
二次性高血圧は否定されました

つまり
塩分取り過ぎとか
コレステロールの高い食事のせいだとか
まったく関係なくても
高血圧になるわけで

人間のからだは生命の危機的状況から脱するための機序は
幾通りも準備されていて

血糖を上げるとか
止血するとか
血圧を上げるとか

だからきっと私は
危機的状況に対する防御反応が敏感なのだと
勝手に思う事にしました

だから降圧剤を服用しても
大して効いてるようでもなく
むしろ安定剤の方が効くんじゃないかと思うくらいです