円高を契機に海外に投資しよう！と目標を持った私が、まず目をむけたのはオーストラリア、それも、ゴールドコーストやケアンズといったリゾート地です。
なぜ、オーストラリアだったのか・・・それはたぶん、当時、ある種、流行っていたんだと思います。
「リタイアメントビザ」が、比較的簡単に手に入り（その後厳しくなりましたが・・）、多くの日本人が快適に暮せしているイメージで。
それにしても、まず何から始めたらいいのか・・。
日本で不動産投資しているとはいえ、海外には何のつてもありません。
とりあえずWebで調べて資料請求しました。
・・・そして届いた物件の資料は皆素晴らしくて・・・。40階のオーシャンビューの部屋、プールつき、バーベキューつき・・・そんな物件がたくさん。
こんなところを買って、しばらく人に貸して、その後移住できたら良いな・・なんて、夢が膨らみます。
しかし、大きな問題がありることがわかります。賃貸需要です。
例えば、70万ドルの、とある部屋について聞いてみたら、賃貸に出したら、週370ドルが相場・・と、言われました。
週370ドル･･･1年52週のうち、仮に50週貸せたとしても、1万8千500ドル・・・これでは表面利回り、たった2.6%です!ありえない～。
さらにリゾート地なので、シーズンによるニーズのばらつきもあるようです。
ここは自分には違うな・・と、はっきりわかりました。
そして「こんな家に住んでみたいなあ・・」という自分の憧れと、投資を混同していたことに気づきました。
それは、不動産投資を考える上で、してはいけないことでした。
そもそも日本なら、そんなこと決してないんですけどね。
リゾートの写真に舞い上がっちゃった自分を反省した、私でした。
目的はあくまでも投資！
※ もちろんこれは、私の場合なので、オーストラリアの永住権を持っている人や「将来絶対オーストラリアに住む」と決めてるオーストラリア大好きな人、ローンを借りなくても豪邸を買える人などにはあてはまりません。人それぞれの事情ということでご理解くださいね。。
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