コロナ禍のお葬式出席について | 明日は明日の風がふく

明日は明日の風がふく

2023/3/20 乳がん手術を受けました
浸潤性がんの特殊型(粘液がん)/悪性度1/ステージ1
リンパ節転移なし
エストロゲン受容体 95%/プロゲステロン20%/Ki67 10%
HER2陰性/マイクロポピュラリーあり
右乳房全摘&再建

祖母が他界した際、帰省するか否か

いろいろ悩んで、家族に相談&ネット検索しまくりでした

今後、私と同じような立場になってしまった人のために

記録として残しておきます

 

私は現在、関西に住んでいる独身・子供なしです

実家は九州です

 

祖母は20年ほど前に祖父が他界してから、ずっと一人暮らし

私の実家とは車で20分ほどの距離なので

帰省した際は、必ず遊びに行っていました

特に母方の祖母なので、生まれた時から可愛がってくれていました

 

その祖母も、痴呆が見受けられるようになり、体力も危なくなったので

93歳くらいから老人ホームに入居していました

 

ホームのスタッフさんも気さくな方ばかりで

祖母は他人に声をかけることは厭わない(特にイケメン大好き)

老人ホームにいながらも、帰省の時は一緒に外食したり

それなりに楽しく過ごしていました

 

自分で歩けるうちはよかったのですが

2回骨折をしまして、最後の入院ではコロナの影響もありお見舞い不可

(要は病院ではほったらかし状態)

これが影響したようで、痴呆が一気に進みました

 

老人ホームに戻ってから、ホームの計らいでラインのビデオ通話を数回しましたが

もう私のこともあやふやな状態

 

そして2月中頃に、血圧が50まで下がり

主治医から「あと一週間くらい」と言われていました

しかし、そこから回復し車椅子に乗れるまでになりました

 

「もしかしたら100歳まで生きるかも」と思いながら

先週は98歳の誕生日

その際、ホームの前で特別に花見まで^^

表情には出ていませんが、きっと喜んでいたと思います

 

その祖母が花見から数日後の夜に亡くなりました

 

事前に家族とは、コロナ禍での帰省については相談しており

やはり地元ではコロナ感染者は「県外の人と接触した」と新聞に載っていることも多く

また、参列してくださる皆さんはほぼ年配者(両親も持病ありですし・・・)

よって、帰省はあきらめていました

 

会社にはお通夜である翌日の午後と、

告別式であるその翌日は忌引きをいただきました

 

妹がお通夜の前に、ラインのビデオ電話で祖母の顔を見せてくれ

最後のお別れはできました

 

お通夜の時間には、私も喪服に着替えてパソコンの前でスタンバイ

お通夜が始まって10分くらいは通話状態、その後手違いで通話が切れましたが

それから1時間くらいは、と旅行に行った写真などを見ながら過ごしました

 

翌日の告別式は、妹もスマホの設置場所を変えたようで

祭壇がしっかり見え、住職の声も聞き取れて

出棺までしっかりと見送ることが出来ました

最後の最後、出棺の直前も

祖母の顔を見ることが出来て、とてもよかったと思います

 

火葬場ではビデオ通話禁止とのことで

一瞬だけしか見れませんでした

これは仕方ないです

 

コロナ禍で帰省しませんでしたが

妹の協力があって、ビデオ通話で参加することができました

事前に葬儀社にはビデオ通話の許可はいただいています

 

遠方での告別式は、協力してくれる人がいれば

一緒に弔うこともできます

(関西内であれば、出席したと思います)

また、私のようにビデオ通話でなくても、

その時間を一人で故人を思いながら過ごせば、お見送りになるのではと思います

 

現状で帰省するかどうかは

結婚式同様に、家族毎、ケース毎に考え方が異なりますし

家族や友人、親戚と相談して

後悔がないようにしていただければと思います