昭和生まれなら忘れていないでしょう
関西が舞台となった、グリコ森永事件
当時、まだ中学生だった私でさえ
お菓子が買えなくなる、それだけで不安に思いました
もちろん、この映画が真実かどうかはわかりませんが
映画としてはとても見ごたえがあり、見た後に疲労感を感じました
あの世代については、今の学生たちは興味もないでしょうが
その陰に犠牲になっている人がいて、まだ引きずっている
争うことは、何も生み出さない
そう思います
子役の演技も素晴らしかったです
そして、生島の妻を演じた篠原ゆき子さん
以前から良い女優だなと思っていましたが
今回もびっくりです
そう見ても老女にしか見えなかった
さすがです
是非映画館でご覧ください
あらすじ
新聞記者の阿久津英士(小栗旬)は、昭和最大の未解決事件の真相を追う中で、犯行グループがなぜ脅迫テープに男児の声を吹き込んだのか気になっていた。一方、京都でテーラーを営む曽根俊也(星野源)が父の遺品の中から見つけたカセットテープには、小さいころの自分の声が録音されていた。その声は、かつて人々を恐怖のどん底に陥れた未解決事件で使用された脅迫テープと同じものだった。