とても観たかった映画です
残業続きで、さらに金曜も残業の後に、変なテンションになり
そのまま観に行きました
つよぽん
すごいよねえ・・・
いい役者になったよ
きっとジャニーズにいたら、この映画には出ていないかもしれません
事務所を出て良かったわ
そう思える映画です
内容は、LGBTや虐待、子供の性売買、自殺など
昨今の日本では、毎日新聞に載っているようなことが詰まっていて
どちらかと言えば暗い雰囲気になる映画を
新人の服部樹咲ちゃんのバレエが、
掃き溜めに鶴(で表現あってる?)でして
清らかで、無垢な、子供の真摯な気持ちが表現出来ていて
どんなことがあっても
人生には希望があるんだな、と思えるバレエでした
つよぽん演じる凪沙(なぎさ)は
トランスジェンダーとして、常に気を張っている毎日の中で
全くの子供である少女と出会うことで
母性(父性?)が徐々に芽生え
自分だけの為に生きていくのではなく
少女の夢を支えるために生きていく
ラストはとても切なくて
海のシーンでは自然と涙が溢れました
以前から、他人だけど一緒に住んで家族~みたいな話は多いのですが
これは血縁関係であるが故に、余計に面倒臭い
でも、親から化け物と言われても
少女の夢を支えようとする凪沙を演じるつよぽん
本当に、つよぽんではなく
凪沙さんに見えました
こういう映画がアカデミー賞を獲ってほしいです
観客が何かを感じて、考えることが出来る映画
これでつよぽんが何かしら賞を獲ることが出来たら
ジャニーズを出た苦労が報われるような気がします
是非、ご覧ください
あらすじ
新宿のニューハーフショークラブのステージに立っては金を稼ぐトランスジェンダーの凪沙(草なぎ剛)は、養育費を当て込んで育児放棄された少女・一果を預かる。セクシャルマイノリティーとして生きてきた凪沙は、社会の片隅に追いやられる毎日を送ってきた一果と接するうちに、今まで抱いたことのない感情が生まれていることに気付く。