
92歳のおばあちゃんが主人公です
92歳の誕生日に
「あと2か月で死ぬ」と家族に宣言
それから亡くなるまでのお話なんですけど
私はず~っと泣いていたと思います
うちの祖母も93歳で一人暮らし
新聞や雑誌も読むし、食欲もあります
しかし主人公と同じように杖がないと歩けないし
自分一人で出来ることが少なくなっています
どうしても祖母と重なるんですよ・・・
「世界一キライなあなたへ」でも出てきましたが
尊厳死というのは、実に難しい選択です
本人は「みんなに迷惑をかけたくない」と尊厳死を選んでも
家族からすると自殺になるし
手伝うと幇助罪になるし
見ているこちらも
その葛藤で、私以外にも泣いている人がいました
今年一番泣いた映画かな
ちなみにこの映画は実話だそうです
あまり上映されている劇場は少ないですが
おススメです
あらすじ
助産師として働き、子供や孫にも恵まれたマドレーヌ(マルト・ヴィラロンガ)。まだ元気だが、最近は一人でできないことも増えてきた。ある日、92歳の誕生日を祝うために集まった娘たち家族を前に、2か月後にこの世を去ることを宣言する。最初は反対していた家族も心を動かされていき……。