
上映している時に観る時間がなかったのですが
今回「第3回 大阪中之島ごはん映画祭~おいしい映画とごはんの祭典~」で
シネ・リーブルで再演があり観に行きました
いや~
ライ病(ハンセン病)については
高校時代、「ベン・ハー」を観ていましたし
それなりに知識もありました
不治の病だと思っていましたが
発見が早ければ治療も可能とか・・・
ただエイズと同様に
知識がない人からは偏見や差別の対象になってまいます
そんな被差別者を樹木希林が
いい感じで演じてます
また永瀬正敏も渋い・・・っす
女子中学生はかわいいな~と思ってたら内田伽羅
希林さんのお孫さん、モックンの娘ですね
モックンの遺伝子が強いのか(笑)
とても美人です
慣れない感じの演技も初々しくて
下手にこなれている子役よりも好印象
テーマが重い分
木々に風が通る際の音や
あんを作る際の小豆の音など
とても音を丁寧に撮っている感じがしました
奈良出身の河瀬直美監督が
女性らしい繊細な編集をしています
もし観る機会があれば
子供にも見せてあげたい映画です
あらすじ
刑務所から出所したのち、どら焼き屋「どら春」の雇われ店長となった千太郎の店に、徳江(樹木希林)という女性がやって来る。その店で働くことを強く希望した徳江を千太郎は採用。徳江が作る粒あんが評判となり、店は大繁盛。そんな中徳江は、つぶれたどら焼きをもらいに来ていた女子中学生のワカナと親しくなる。ところがある日、かつて徳江がハンセン病を患っていたことが近所に知れ渡り……。