

大阪アジアン映画祭のクロージング作品として
公開に先駆け見ることができました
上映前に主演の池脇千鶴さんと監督の呉三保(おみぽ)さんの舞台挨拶ありです
千鶴ちゃん顔ちっさ~~いい
監督はまるできゃりーぱみゅぱみゅのような愛らしさ
しかし作品はかなりディープです
原作を読んでいなかったのですが
作品にはすっと溶け込めました
公開が4/19なので
あまり詳しくは書きませんが
この映画を観て感じたことは
幸せに慣れていない人間は
幸せを掴みきれない
だから小さな幸せでも必ずキャッチして
幸せを手に入れる癖をつけたほうがいい
そして幸せを手に入れるためには
自発的に努力をしないといけない
そう思いました
正直、映画の中で結論は出ているような出ていないような感じですが
これ以上不幸の連鎖を見なくていいんだなと思うと
ほっとした気持ちになりました
近くの席では大泣きしている女性もいたので
まあ、人によってラストの反応はかなりバラバラではないでしょうか
そして菅田くんの演技は
しっかり役をつかんでいたと思います
ただ一つ残念なことを挙げるとすれば
無教養で素行の悪い役でしたが
如何せん食事の仕方が上品すぎる・・・
彼自身の育ちの良さが食事のシーンは
目立ってしまいました
思い切って、しゃべりながらカレーを食べてぼろぼろこぼすくらい
品がなくてもよかったと思います
R15+です
大人の皆さん、是非ご覧ください
あらすじ: 仕事を辞めて何もせずに生活していた達夫(綾野剛)は、パチンコ屋で気が荒いもののフレンドリーな青年、拓児(菅田将暉)と出会う。拓児の住むバラックには、寝たきりの父親、かいがいしく世話をする母親、そして姉の千夏(池脇千鶴)がいた。達夫と千夏は互いに思い合うようになり、ついに二人は結ばれる。ところがある日、達夫は千夏の衝撃的な事実を知り……。