武士は大好きなわたしですが
わざわざ映画にするような仕上りではないとおもいます
ヒガシが散々宣伝しているので(帰れま10まで出てましたから)
つい観に行ったのですが・・・
もちろんヒガシは髷が似合うし、
侍の姿は絵になりますが
やはり演技がイマイチ・・・
もう少し表情や背なかで演技が出来るようになって欲しいです
そして対する愛之助さんは
出番が少ないということもあり、印象薄い・・・
菊池凛子にいたっては
シナリオが悪いのか、監督が悪いのか
全く魅力的に書かれていません
まだ30歳くらいでしょうに、少し劣化した感じすらします
全体的に「あれ?」と思うところが多い映画です
・旅路の途中でやたらとエキストラ・・・通行人が横切りますが
その通行人たちが素人くさいし、多すぎる
・何かを見て過去を思い出すことが多いのでメンドクサイ
・主人公である戊井朔之助は何にも苦労してない
・殺陣のシーンがあっさり終わってる
・しかもそのあとの妹とのやりとりも「なんやねん」とつっこみたくなるくらいあっさり
原作は素晴らしいかもしれませんが
映像化するにはそれなりの見せ場や、ドラマがないと
お金を払って見る意味がないような気がします
あらすじ: ある日、朔之助(東山紀之)は藩から上意討ちの命を受けるが、その相手は何と妹・田鶴(菊地凛子)の夫である佐久間森衛(片岡愛之助)だった。朔之助は佐久間を狙う道中に、幼いころから自分や妹と兄弟同様に育った若党の新蔵(勝地涼)を連れて行くことにする。彼らの心に共に引っかかっていたのは、気が強く剣術の使い手でもある田鶴のことだった。