ジブリ映画ということもあり
宣伝はちゃんとしていたようですが
内容は・・・
う~~~ん 消化不良です
ジブリの映画は必ずテーマがはっきりしていると思っています
環境・平和・無垢な心など
常に映画の中で訴える何かがありました
このアリエッティでいえば
「マイノリティ」でしょうか・・・
そのマイノリティである小人たちが
人間に迫害されていくお話だと思うのですが
映画の中で、人間が何故恐ろしい存在なのかが書かれていません
「見世物にされる」「金儲けの道具にされる」など
もっと訴える内容はあったはず
今回は小人(絶滅危惧種:レッドリスト)が人間に見つかり
引っ越しをする
それだけの話になっています
ひじょ~~~に、ちんまい話です
本当に見たいのは引っ越しをした後の話
または見つかってしまって、人間の欲のために利用されてしまうマイノリティの話です
なんだかあの風景と音楽で騙された感じがします
あらすじ: 古い家の台所の下に住み、暮らしに必要なものはすべて床の上の人間から借りてくる借りぐらしの小人たち。そんな小人一家の14歳、アリエッティは、好奇心と伸びやかな感性を持つ少女。だが、人間に見られないよう、目立たないよう、つつましさと用心深さを求められる毎日を送っていた。