つくづくアメリカ人は戦争が好きなんだな・・・と思いました
もちろん半世紀前の日本にも「国のため天皇のために命を捧げる」という精神は
ありましたが、アメリカ人の戦争に対する思いは全く違います
もともとアメリカは侵略して作られた国家
よってその名のとおりUNITEDな国
国のためというよりは、各個人のための戦争志願
戦争映画は幸せな結果が期待できないので見ない主義なのですが
今回は予想していなかっただけに、ショックでした
ほとんどがCNNのニュースのような討論で過ぎていくので
セットも数えるほど、俳優も少ない・・・
CGは戦場だけだから かなり低予算?
あ、俳優にお金かかってんのか
はたしてレッドフォードは戦争に対してどういう考えをもっているのか
アメリカの若者に志願しろというのか?
それとも戦争をあおる政治家やマスコミ、有識者への皮肉なのか・・・
人間がこの世にいるかぎり戦争はなくならない
そう実感した映画です
LION FOR LAMBS という原題のほうがしっくりきますよね
観る予定がある人は、事前に世界情勢の勉強が必要です
私は途中からちんぷんかんぷんでした
○ストーリー
大統領選出馬の野望を抱く上院議員アーヴィングに呼び出された、テレビ記者のロス。
彼はアフガニスタンで進行している対テロ作戦の情報をリークする代わりに、
好意的な報道をテレビで流すよう、ロスに持ちかけてくる。