= 大いなる陰謀 = | 明日は明日の風がふく

明日は明日の風がふく

2023/3/20 乳がん手術を受けました
浸潤性がんの特殊型(粘液がん)/悪性度1/ステージ1
リンパ節転移なし
エストロゲン受容体 95%/プロゲステロン20%/Ki67 10%
HER2陰性/マイクロポピュラリーあり
右乳房全摘&再建

イメージ 1

たった92分の映画だけど
つくづくアメリカ人は戦争が好きなんだな・・・と思いました

もちろん半世紀前の日本にも「国のため天皇のために命を捧げる」という精神は
ありましたが、アメリカ人の戦争に対する思いは全く違います

もともとアメリカは侵略して作られた国家
よってその名のとおりUNITEDな国
国のためというよりは、各個人のための戦争志願

戦争映画は幸せな結果が期待できないので見ない主義なのですが
今回は予想していなかっただけに、ショックでした

ほとんどがCNNのニュースのような討論で過ぎていくので
セットも数えるほど、俳優も少ない・・・
CGは戦場だけだから かなり低予算?
あ、俳優にお金かかってんのか

はたしてレッドフォードは戦争に対してどういう考えをもっているのか
アメリカの若者に志願しろというのか?
それとも戦争をあおる政治家やマスコミ、有識者への皮肉なのか・・・

人間がこの世にいるかぎり戦争はなくならない
そう実感した映画です

LION FOR LAMBS という原題のほうがしっくりきますよね
観る予定がある人は、事前に世界情勢の勉強が必要です
私は途中からちんぷんかんぷんでした

○ストーリー
大統領選出馬の野望を抱く上院議員アーヴィングに呼び出された、テレビ記者のロス。
彼はアフガニスタンで進行している対テロ作戦の情報をリークする代わりに、
好意的な報道をテレビで流すよう、ロスに持ちかけてくる。