= 自虐の詩 = | 明日は明日の風がふく

明日は明日の風がふく

2023/3/20 乳がん手術を受けました
浸潤性がんの特殊型(粘液がん)/悪性度1/ステージ1
リンパ節転移なし
エストロゲン受容体 95%/プロゲステロン20%/Ki67 10%
HER2陰性/マイクロポピュラリーあり
右乳房全摘&再建

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いや~最初は単なるコントなのかと思いましたが
後半になってからどんどんシリアスな話になっていき
最後は号泣してしまいました・・・

男女の仲は、本人にしかわからない
どんなにDVに苦しんでても別れない女や
ぶっさいくなヘタレ男と結婚する女
み~んな いろんな事情があってその男を選んでる

最初は幸江が「あの人もいいとこあるんです」の台詞に
「アホな女がよくいう台詞だわ」と思っていたのですが
イサオのいいとこは半端なくいいとこなんです
それどころか、パンチパーマでセンスゼロなのに
無口で不器用な高倉健に見えてくる・・・不思議だ
阿部ちゃんの演技もよかった
台詞なんて数えるほどだが、その一つ一つが心にしみる

残念なところといえば
大阪が舞台なのですが なんかいまいち大阪の雰囲気が出てこない
東京の人が考える大阪のイメージそのもの
通天閣に南海電車にヒョウ柄・・・

幸せとは人それぞれ 
人の数だけ価値観がある
改めてそう思いました

あらすじ:
子どものころから不運続きの幸江(中谷美紀)は、乱暴者で酒飲み、仕事もせずギャンブルに
明け暮れるダメ亭主イサオ(阿部寛)に健気に尽くしていた。見かねた隣人に別離を勧められ、
パート先の店主にしつこく言い寄られようとも、イサオと一緒にいることが何よりも幸せ。
そんなある日、刑務所帰りの父親が幸江の前に現れる