いいタイミングに通りかかった。

部活の練習が見れる。


やったー!


ということで、

息子の様子を見ることにした。



「おっそ!!

走るのおっそー!!!」


と、大きな声を飛ばす顧問の先生。



ドキドキする。



わたしは、早く走れたことがない。


小中学生のころは、

それが恥ずかしかった。


わたしより遅い子を見つけて、

ホッとしていた。



そんなだから


あの子、傷ついちゃうのではないか

大丈夫か…


と。


見ると


案外平気そうな顔で

ケロリとしている。



息子は普段から、


「おれ、走るのは遅いねんなー」


と自分の遅さをサラリと口に出すし。






そういえば、

最近のわたしは


「事務的なことが壊滅的にできない」


と言えるようになったら

ずいぶんと楽になった。



昔は


そんなはずはない!


と思って

できるように頑張っていた。


結局、どんなに頑張っても

フタを開ければ


間違いだらけのロッケンロールだった。



「そんな特徴だ」


と思えば

それだけのことだね。



目の前で走っている子たちには

わたしの頭の中は見えていない。



ただ

わたしだけが


昔の記憶とともに

大騒ぎしている。



笑える。

電車が終点に到着。

トントンと肩をタップされ、目が覚めた。


「着きましたよ」

と教えてくれた女性。



自転車をかっ飛ばしていたら、

紙袋に入っていた靴下が

ビューンと風に煽られ、道路に落ちた。


気づかず走るわたし。


「あのー、落ちましたよー」


と、大きな声で後ろから

教えてくれた女性。



「拾いましょうか?」


と声をかけてくれた、

子どもを自転車の前に乗せていた男性。



病院の受付で

「マスク忘れました」

と言ったら、


「ありますよ」


と横から差し出してくれた女性。



昨日は

1日でこんなに分かりやすく

助けてもらった。



わたしは

みんなに助けてもらって生きている。



ルフィの


「おれは、助けてもらわねぇと生きていけねぇ自信がある」


という言葉に出会って



あっ、助けてもらっていいんだ


とシフトして、



人に頼っていこう


となった。


(あっ、ルフィって

ワンピースのルフィのことね。

マンガを読み始めて3年くらい経つんだけど、

まだチョッパーが仲間入りしていない。

先は長い。笑)




少し前まで

何でもひとりでしようとする、

人に頼らね〜ぜスタイルで生きていたな。





頼っていこうぜスタイルにシフトしたら、

助けてもらうことが多くなった。





……ん?


頼らね〜ぜスタイルの時は、

気づいていなかっただけか?!



……かもね。



いずれにせよ、

人に助けられて生きているってことが

実感できる1日だった。



本当にありがとう。





朝、中2息子が、

「知ってると思うけど、
カニが脱皮した!」

と言ってきた。


もちろん
カニの脱皮には驚いた。


でも、

「知ってると思うけど」
に心が揺れた。


なんで
「知ってると思うけど」
って言ったの?


って聞くと


「お母さん、毎朝
カニにおはようって言ってるから
知ってるかなぁと思って」





なるほど。


相手が知ってるかもしれないからと
相手に矢印を向けたクッションを
入れたんだな。


「カニが脱皮したよー!」
でもいいけれども

クッションを入れたほうが
なんとなく
心地良い。


息子からの学び。




少しいい事があると
すぐ調子に乗る。


これ、わたし。


すると、ガンって上から
石が落ちてくるような流れになる。


これ、いつものパターン。



自分を見誤らない。


わたしって
もともとこんなものだ。


何も特別に出来る事が
あるわけでもない。



降参しよう。





もう一回自分に言う。


自分を見誤らない。


わたしってもともと
こんなもん。


朝の散歩のルーティン。

近所のラジオ塔を見上げる。


マネをする。


塔の両横にピーンと張って
塔を支えているロープ。

その「ピーン」を
両手で再現。


両手を下へ
ぐいーんと伸ばす。

すると
体がぐいーんと上へ伸びる。




みよ!
この三角形のちから。


これが超超きもちよい。

きょうも良い朝だ。