この前、卓球をやった。
卓球なんて、何年ぶり?
下手だから、全然つづかないんだよなぁ。。。
と思ってやったら、
ラリーがつづく!
一緒にいた友達も同じ状態だったみたいで、
テンションが上がった。
子どものころより、
力加減を調整したり、
失敗から学べるスピードが早くなっているね!
私たち、大人になったんだね!と。
いやぁ、楽しかった。
他の友達から聞いた話。
同年代の友達で集まって、
小学生のころ、何か月もかけてクリアした
スーファミのドンキーコングを、
みんなで力を出し合って、
一晩でクリアしたそうな。
大人になると、
いろいろな経験を通して、
知らぬ間に複合的な能力を身につけていて、
直接、その練習をしていたわけじゃないのに、
いつのまにかできるようになっていることがある。
子どものころ、大人はなんでもできると思っていた。
もう少し大人になって、それは勘違いだったとわかった。
でも、ある意味、ある程度までは、真実なんだろうな。
そして、その大人になった自分の力で
試してみたいことがありました。
・・・紙粘土!
紙粘土って、小学生のころ、すごくテンションあがりませんでした?
可愛い雑貨や人形が欲しくてたまらないけれど
お金がない私。
この魔法の粘土で、好きなものを自由に作れれば、、、!
って思うんだけど、
なかなかうまくできなかった。
あのころの雪辱を晴らすべく?
文房具屋さんへ。
道端で、重石にするための石を拾う。
(これが案外難しかった。都心て、あんまり石がないし、大人が自然に石を拾うのはけっこう大変)
ラフはこれ。
こねこね。こねこね。
、、、ふぅ。
まだどうなるかわからないなー。
一晩、乾かして着色。
ぺたぺた。
、、、できた!
ネコリョーシカ、飼い猫のミミバージョン!!
ちなみに、ミミはこちら↓
うーん。
この出来をどう評価したらいいのかわからないけれど、
少なくとも、私は好きだ(キリッ)
多少無骨でも、自分が作ったものって、
自分好みのものだから、
可愛く思える。
掛けた時間が、
愛情を増幅させる。
出来上がったものは大したものじゃなくても、
正解が、自分の中にしかない作業。
自分にすらわからなくて、手探りで、
目の前にあるものと心の中の像を照らし合わせながら、
見つけていくしかない過程。
たまにはいいなぁこんな時間。
子どものころ、いろんなもの、
作りたかった。描きたかった。書きたかった。
でも、材料を買うお金も、技術もなかった。
今は、あのころよりはお金も技術もあるのに、
何もしなくなってしまった。
たまには、
自分の中の子どもを探しに、
手探りの旅に、
出てみるのです。