さて行くか

 
と重い腰をあげて
近所の神社へ。
 
私のカウンセラー講師は
「歩くカウンセラー」と題し
ウォーキングしながら思考している。
 
 
歩くカウンセラーか…
 
 
まだカウンセラーじゃない私が真似るなら
 
散歩するカウンセラー見習い
 
で歩いてみよう。そしてお題も持ってみる。
 
 
何故私はカウンセラーになりたいのか
 
 
 
部屋の近くにはある都会のオアシス?中島公園。あまり好きじゃない。
何故?
嫌な思い出。昔、夏の朝帰りに地下鉄の始発を待った場所。気怠さと虚しさが残る場所。
 
殆どの花は散り、緑濃い公園内。平日なのに人も多く、サワサワとした優しい風が心地よい。大好きな川のせせらぎも聞こえる。
 
 
歩き始めてすぐに座る。散歩だから良し。すると寝ている1歳児くらいの女児を抱いた綺麗な女性が向かい側に座る。スヤスヤと胸の中で眠る子の頬を指でそっと撫でたり目ヤニをとってあげている。しばらく子を見つめているその姿に、私の母も同じようにしてくれたのかを考えてみるけどわからない。ただ、与える愛は確かに存在しているように見えた。
 
 
いいえ。この子は昨日
私から虐待を受けています。
私、どうして良いかわからないの。
 
 
こんなクライエントが私のもとへ来るかも知れない。
 
 
次は初老の男性。足が悪いのか右足を引きづるような歩き方だ。するといきなり声をかけてきた。
 
お姉さん。右足がつってね。肩貸してくれない?
 
男性を直視してみる。右手が小刻みに震えてる。アルコールか?それとも後遺症なのか?続いて顔を見る。白髪で伸びきった髪、シワが深く歪んだ顔の口元も震えている。身なりはそう汚れていない。どう言葉をかけるか…。
 
…まずは座りましょうね。右足?ですか?
あぁ…右の足裏がつってるんだよ…。
 
そう言いながら向かい側に座り、右足の膝をさする。どうしよう…対応できない。いや、少し怖い。このまま話に付き合いたくない。
 
何か具合が悪いならそこにあるお店に助けを求めてみて下さい。
 
そう話すと男性は、いや、もういいと立ちあがり、普通に歩いていく。足は引きずっていなかった。
 
 
どうして酒がやめられないんだ…
身体がおかしくなっちまってもさ。
身内?そんなもんいない。
寂しいもんだよ。
誰も相手にしてくれない…。
 
 
こんなクライエントに寄り添う日が来るかもしれない。
 
 
再び神社を目指し歩く。
落ち着いてる時間の中を歩いている気がした。
 
神社につき、お参りを済ませてから社務所へ。その時同時に30歳前半くらいの女性がいた。彼女は御朱印を求めていた。私は年始のお焚き上げに間に合わなかったお札を返したいと告げる。するとその女性がクスッと可愛らしく笑った。嫌な笑いではない。
 
この時期に?ですよね。
 
と声をかけてお札を返納し社務所を出る。ふくよかな女性だったけど笑顔が良かった。可愛らしさがあった。
 
 
私、神社巡りが大好きなんです。
なんか…そう
心が落ち着くっていうか…。
御朱印を集めると更に楽しくて。
あ、今度は道外の神社にも行ってみようと
思っているんです。
 
 
カンセリングを受けにきても問題を隠し続ける
クライエントとの出会いが待っているかもしれない。
 
 
 
何故私がカウンセラーになりたいか。
それは自分のため。
 
どこまで続くかわかならい道を
ひたすら走り続けてクタクタになっていた。
ゴールが見えない。いつまで走ればいい?
もう走れない…。足を止めたい。
 
最後の力を振り絞ってとある道を見つけた。
それがカウンセラーという道。
 
その他の理由はまだ言えない。
 
 
今日は私の太陽星座の射手座で満月となる。占星術が好きな私は月の動きが気になる。数時間後に今後を決める話し合いがある。
 
特別な星の時間の中にいる。
重要な交渉が大きく前進するような日。
 
その内容をただ見つめる今宵の満月。
 
 
 
心を整えて挑もう。
私は私。
全てを受け入れたうえで自分を生きていく。
 

 

 

レベッカの「MOON」は私の歌だった。