この間の土曜日は私の39回目の誕生日だった。


誕生日にはオカンに「お陰さまで今日で○○歳になりました。私を生んで育ててくれて、今もお祈りで支えてくれてありがとうございます。」と挨拶することにしている。
電話の時もあるし、誕生日に会えれば面と向かってハグ付き。
毎度同じセリフなんだけどね。


これには訳があって、まだ反抗期真っ盛りだった頃、親子喧嘩の延長で「あんなに苦労して生んで育てたのに!」って言われたから、「こっちだって、生んでくれって頼んだ覚えは無い!」とバッサリ言ってのけたのよね。
若気の至りというか、ドラマかなんかで聞きかじった言葉を言ってみたって感じだったんだけど、後日オカンが「あれはショックだったわ。」と言われて、私もショックを受けたのよ。


そうだよね。私は生後数日で血液型不適合で体の血液全部入れ替えて生死の境を漂って、「もし助かっても障害が残ります」と言われてて、なんとか守られて元気に育ったものの、オトンは酒乱で生活もギリギリなところを頑張って子育てしてるのに、当の本人から「生んでくれって頼んだ覚えは無い!」と言われたら、私だったら立つ瀬がないかも。
以後心を入れ替えた私は誕生日が来る度にこの挨拶をすることにしたのよ。


今年の誕生日は「30代もがけっぷち」ってブルーになるかと思っていたけど、直前で教会学校の元教え子から電話があり、ちょうどその日に身内だけで結婚式を行なうので立証人として夫婦で出席して欲しいと頼まれた。
うちら夫婦に勤まるのかと心配だったけど、かわいい教え子を一番近くでお祝いできるならと思って出席させてもらうことにした。


当日子ども達の面倒をオカンに頼んだら「あんたももうそんな歳になったのねぇ~」と感慨深げに言っていた。
そうだよね。自分たちの結婚式の立証人って言ったらやっぱり「人生の先輩」って感じの目上の方だし。
いつまでも若いつもりでいたけど、やっぱり年々歳はとっていくのね。しみじみ。


当日は今までの誕生日の中で一番おめかしをし、教え子の幸せそうな花嫁姿というプレゼントをいただき、美味しい物も食べ、まさにスペシャルデーだったわ。
後で花嫁の母から聞いた話だけど、教え子が今通っている教会の信者さん達が私を見て「まぁ、今日の立証人の奥様はやたらと若くて可愛らしいわね~。」と噂していたらしいわ。
おっと、まだまだいけるかも?


不惑の歳まであと一年。
今年も神さまに導かれながら、与えられた使命を全うできるように努力していきたいわ。