夏休みに入り、早二週間が過ぎた。


普段は学校に行っているピトチとヒカも家にいる時間が長くなり、にぎやかで楽しい事もあるけど、子供がいる分トラブルも多くなり、必然的に私のストレスも溜まっていく・・・。
宿題はしないわ、夜更かし朝寝坊はするわ、学校のプールに行ったっきり帰ってこないわ、昼食にケチをつけるわ、二言目には「どっか行かないの?つまんない~。」って、もう最悪です・・・。
小学生のお母さんにとっては夏休みは受難と忍耐の時期なのよね、ってうちだけ?


そんな小学生二人を尻目に、一番チビのタツは生活のリズムを崩すことなく普段の生活を続けている。
朝は毎日定時に起きる。
おもちゃで遊んだらきちんとお片づけ。
ご飯を食べたら食器は台所へ。
お風呂も寝る時間もほとんど同じ。
なんておりこうさんなのかしら?
これで同じ血が上の二人にも流れているかと思うと、さっきーじゃないけど「奇跡の子じゃ~!」って言いたくなるわ。


そんなおりこうさんなタツだけど、一つ困ったことがあるのよね。
それはテレビ大好きな事。
リアルタイムでは教育テレビの幼児番組を観て、それ以外は録画してある番組を観る。
発語が増えてきて、まねっこも上手になってきたので、テレビで歌やダンスが流れると釘付け状態になるし、録画してある番組も勝手にデッキを操作して一人で勝手に観ている。
教えた訳じゃないのにどうやって覚えたのかしら?


今ハマっているのは「はねるのとびら」の「アブチェンジ」と「回転寿司」と新ユニットの「悲壮感」。
「ヘキサゴン」の「羞恥心」だ。
録画をしたのを勝手に再生しては踊って歌って一人でご満悦。
一人リサイタル状態だわ。
まるでカラオケボックスで熱唱しているさっきーみたい。
やっぱり親子だわね。


タツが好きで毎日毎日同じ番組を繰り返し観ているのはいいんだけど、それに付き合わされる方は大変だわ。
一人で歌って踊ってればいいのに、時々こっちを見て「お母さん、ちゃんと僕を見てる?」ってチェックが入り、見てないと手を引っ張って「ちゃんと見ててね。」とアピールする。
これじゃまるで空き地の土管の上で「オレはジャイアン~、ガキ大将~♪」って熱唱しているあのお方とそう変わらないんじゃないかと不安になるわ。


でも小さい体で一生懸命歌って踊る姿を見ると、やっぱり可愛いからその姿をビデオに撮って永久保存版にしようと思うのはやっぱり親バカなのかもしれない。
もうちょっと大きくなったら恥ずかしくなってやらなくっちゃうもんね。きっと。