
ここにはちょっと大き目のゲームコーナーがあり、上の二人(と私)はここのメダルゲームが大好きだ。
メダルはいくら貯まっても現金や景品と交換はできないんだけど、「当たり!」が出たときにジャラジャラとメダルが出てくるのがなんとも言えずいい気分だからね。
一足早くゲームコーナーに行っていたさっきー、ヒカ、タツ。
カップの中にはメダルがジャラジャラ入っていた。
さっきーはこういう時あまりケチケチしないで子供たちにメダルを買い与えるから仕方ないかと思いきや、「さっき、タツが競馬で13枚当てた。」とさっきー。
「全頭賭けしたんでしょ?」と聞くと、「一枚がけでだよ。」とまたまたさっきー。
「まあ、ビギナーズラックでしょ。」と自分とピトチのメダルを買いに行って、ピトチと一緒にゲームを楽しんでいたら、後ろからまたさっきーが現れ「今度は20枚当てた!一枚賭けで。あいつはギャンブラーかもしれん!」とわざわざ報告しに来た。
っていうかタツは?
ほっとらかしはいけませんよ。
タツは黙々と競馬のゲームをしていた様子。
お父さんがちょっと離れても全然気がついてなかったかも・・・。
まあ横にヒカが居たから大丈夫だったけどね。
私とピトチもそれなりにゲームを楽しんだけど、やっぱり時間が経つと手持ちのメダルも全部無くなり、「そろそろさっきー達も終わりかな?」と探したら今度は別のゲーム機でなにやら盛り上がっている。
今度はなんか中華っぽいスロット。
タツは黙々とメダルを投入。
目がなんかマジだ。
譬えて言うなら、そう、勝負師のよう。
小さな隙間にメダルを転がして入れなきゃスロットが回らないからちょっと難しいのに、何度もスロットを回すタツ。
2歳児を囲んで家族で妙に盛り上がってしまった・・・。(ちょっと恥ずかしい)
さすがにしばらくしたらタツのメダルも無くなったので、「そろそろご飯食べに行こうか?」とタツに言うと、タツは私の手を引っ張ってメダル交換機の前へ。
そして両手を出して「お金チョウダイ!」のポーズ。(末恐ろしや~)
「もう終わりだよ。お金、もうないの!」と言うと、今度は私のポーチから財布を奪おうとするタツ。
もうお母さんびっくりです。
将来私たちの年金をギャンブルにつぎ込む大人にはならないでね。
ピトチとヒカもだいぶ大人になってきたので「そろそろゲームコーナー卒業かな?」と思っていたのに、
2歳のギャンブラーが誕生してしまった・・・。
もうちょっと我慢ができるようになるまでゲームコーナーには近寄らないほうがいいかもしれないわ。
それにしてもタツの引きの強さはちょっと羨ましいわ。
きっとメダル投入口にメダルを入れる作業で精一杯なところが無心につながるのかもしれない。
ピトチやヒカや私のように「よし!今度こそ一山当ててやる!!」って欲丸出しなのはダメなのね。
でもこればっかりはきっとマネできないだろうな。