すんごい久しぶりの更新だわ。
この一週間くらいの間、なんとなく気分が落ち込み気味だったのよね。
寒いし、最近めきめき大きくなったお腹が重くて、つい外に出かけるのがおっくうになって。
あたしは家にいるのは全然苦にならないタイプなんだけど、やっぱり何日も家にいると人間どこかしら調子が狂ってくるんだよね。たまには外の空気も吸いに、外にいかなきゃね。
昨日の夜は、早く帰宅したさっきーが夜散歩に連れて行ってくれたので、今朝はちょっと気分が良かった・・・んだけど。

今朝、もうあと5分で登校時間って時になってピトチが「お母さん、オレの絵の具箱は?」って聞いてきた。
お笑いの「マチャマチャ」じゃないけどさ、あたしゃ思わず「はぁ~?」って言ってしまった。
なんであたしがピトチの絵の具箱のありかなんて知ってるのよね。
「部屋になきゃ、学校なんじゃないの?」って言ったら、「持って行ってない・・・と思う。」とピトチ。
「思うって何よ?あんなに大きくてど派手な絵の具箱(黄色)なんだから、学校に持って行ったかどうかくらい覚えてるでしょ?」って言っても、ピトチは「わかんない~。」って脱力感たっぷりに言う。
ピトチはいつもそうなのよ。
大事な物でもすぐ無くす。どこに置いたかすぐ忘れる。この前も社会の副読本を無くしてあたしにこっぴどく怒られたばかり。
あたしも一緒に探したけど、やっぱり無い。(探すほど広い家でもなしに。)
今朝は比較的気分が良かったのに、これで台無しだ。
ただでさえ情緒不安定な妊娠中、あたしの怒りはヒートアップ。なんて胎教に悪いのかしら。
そのまま10分ほどお説教だ。
朝は気持ちよく送り出したいのよ、本当は。
でもいつまで怒っていても仕方がないから、そのまま登校させた。
「学校に行ったら教室と図工室をちゃんと探して、無かったら先生に聞くのよ。」って言った。
うちでは子どもの外出前には頭に手を当てて一日守られるようにお祈りしているんだけど、今日は怒りを押し殺して祈るからついつい力が入り、アイアンクロー状態でお祈りした。

子どもたちが出かけた後、ものすごい脱力感に襲われた。
「あの子はなんでああなのかしら? それにしても絵の具箱はどこにあるんだろう?」っていろいろと思い巡らしていて、思い出した。
そういえば二学期の終わり頃、「オレの絵の具箱がどこかにいっちゃったんだよ。」ってヒカに話していたのを思い出した。小耳にはさんだだけなので、事の真相は聞いていなかったんだよね。
ということは、家には持って帰ってなくて絵の具箱は学校にあるから、きっと帰って来たら「学校にあった!」っていう知らせがあるはず、とたかをくくっていた。

でも学校から帰った来たピトチに、「絵の具箱あった?」って聞いたら、「あっ!忘れた。」とか言う。
ピトチは自分の絵の具箱を探すことも先生に報告することせず(というかすっかり忘れ)、ちゃっかり隣の子から絵の具を借りて図工の時間をやりすごしたらしい。この危機感のなさは何なのかしら・・・。
あたしは怒るよりも、なんだか情けなくなったわよ。
「この子はこのまま大人になって、本当に大丈夫なのかしら」って。
「すぐ学校に行って、探して来なさい!」って言ったら、「友達と遊ぶ約束をしたから、明日探しに行く。」って言う。友達が絡むとピトチは結構自分を通そうとする。
約束を破らせる訳にもいかず、かと言ってそのままにしておいたらピトチはいつまでも本気になって絵の具箱を探さないだろう。だって全然危機感がないんだもん。
仕方がないから制裁を加えることにした。
ピトチが一番こたえる制裁は「ゲーム禁止令」だ。
「絵の具箱が見つかるまで、ゲームは禁止。明日ちゃんと探して来なかったら、以後絵の具箱が見つかるまで外出も禁止!」って言い渡した。
本人も一応納得して遊びに行ったんだけど、一人取り残されたあたしはなんだかとっても惨めな気持ち。
子育てって思い通りにいかないのはよく分かってるんだけど、毎日のように同じような事を繰り返していて、なおかつ全然進歩がないの我が子を見るとすごく落ち込むわ。ピトチもヒカも、悪い子じゃないんだけどさ。
5月にはもう一人子どもも生まれるのよ・・・。はぁ~ってため息が出てしまう。

5時になり友達と楽しく遊んで来たピトチは、意気揚々と帰って来た。
なんと、手にはど派手なあの絵の具箱を持っていた。
「絵の具箱、あった!」と言って得意そうに見せる。
「本当だ!どこにあったの?」って聞いたら、「図工室!」って答えた。やっぱりそうか。
ピトチは公園で友達と遊ぶついでに、学校に寄ったらしい。
いつものパターンだと、無くし物をしたら「明日探す。」と言っても明日になると忘れてしまい、何日も同じことを繰り返すんだけど、さすがにヤバいと思ったのか今回は自発的に探しに行ったらしい。
しかもちゃんと図工の先生にも訳を話して図工室に入らせてもらったそうだ。
いつものピトチならそんなことは絶対しないのよ。小心者だから。
それを聞いて、なんだかとても嬉しかった。
思わずピトチを抱きしめ「よく探しに行ったじゃない!」って褒めてあげた。
親馬鹿だわよね。でもいつも受身で、自分からはなかなか行動を起こせない子が、きちんと自分で責任を取ってきたことが、なんだかとっても嬉しかったのよ。
「これに懲りたらこれからは自分の持ち物の管理をしっかりやりなさい。」と釘を刺すのも忘れなかったけどね。
ピトチも、自分がきちんと責任を取れたのが嬉しいのか、それともゲーム禁止が回避されたのが嬉しいのか、得意顔だった。

母親って子どもの行動に一喜一憂する生き物よね。
落ち込む時には「もう子育てなんてイヤ!」って思うこともあるけど、実際には子育てを通して得る物の方が多いんだろうな。だって「もし子どもが居なかったら・・・。」って思うと、あたしの人生はもっと味気なかったかもしれない。
今子どもたちはぐっすりと眠っている。
明日になったらまたいろんなことをやらかしてくれるんだろうな。
そしてそれに振り回され、一喜一憂するあたし。「一憂」っていうよりは「一怒」いや「十怒」かも。