月末になると子供たちが学校からいろんなお手紙をもらってくる。
次の月の予定が書かれたクラス便りや保護者向けのお知らせ、児童館の月の案内などなど。
その中で(あたしが)一番楽しみにしているのは、給食のこんだて表だ。

子供たちの学校は給食室があり、学校で給食を作っている。
学校の子供達だけではなく、地域のお年寄り向けにも給食を配布している、「食」に力を入れた学校なのだ。区でもモデルになるくらいだから、当然メニューもいろいろ。お味も良い。
ダシも学校でとる。加工食品や科学調味料はなるべく使わないなど、栄養士の先生や調理士のみなさんのこだわりや心遣いが伝わってくる。
一度「給食試食会」に参加したことがあるけど、そこで出たカレーライスはスパイスが効いていて、結構本格的なカレーライスだった。(ちなみに試食会は200円くらいの参加費を払う。)
「給食でこんなに本格的なカレーが食べられるなんて、今の子供は贅沢ねぇ~。」とお母さんたちが話していた。

こんだて表を見ると季節にちなんだメニューがいろいろとあって、夕食の参考にもなる。
こんだてごとに主な材料も書いてあるから、「同じメニューでもこんな野菜もいれるんだぁ~!」とか、
「うちの子いつの間にこの食材が食べられるようになったんだろう?」とかいろんな発見がある。
事実、入学前は食べられなかった野菜とかが、給食のお陰で食べられるようになったりするので、母親として給食ほどありがたい物はないかもなぁ・・・。
でも時々「お母さんの作った料理よりも給食の方が美味しい。」とか言われるとかなりムッとするんだけどね。(こういう失礼な発言をするのはヒカよ。ピトチは一応気を遣って「どっちも美味しいけど、オレはお母さんの料理の方が美味しい。」と言ってくれる。)

10月のこんだて表を見た。
さすが秋なのでさつまいもやきのこ、秋鮭などの秋の味覚を使ったお料理がたくさん書いてあった。
美味しそう。
その中で一番目を引いたのは「まつたけのすまし汁」。
「ん?まつたけ?永谷園のまつたけのお吸い物か?」って思ったよ。
「まさか本当のまつたけじゃないよね。まつたけ風味ってこと?」と思って材料の欄を見たら、しっかり「まつたけ」って書いてあった。
なんて贅沢。きっと薄~く切ったまつたけで、入ってるか入ってないか分からないくらいの量だとは思うけどさ、なんで小学生の給食にまつたけが出るかな?
あたしにも食べさせて欲しいわ。

実はうちの学校、給食をただで食べる裏技(?)があるの。
それは「学校安全ボランティア」に登録すること。
うちの学校では、訪問者への対応や校内の巡回など、子供が安心して学校生活が送れるように、父兄や地域の方がボランティアをしているのよ。
ボランティアなんだけど、学校からの心づくしってことでお昼に子供達と同じ給食が食べられるの。
あたしはまだ登録してないけど、何人かのお母さんたちがボランティアをしてくださっている。
(もちろんこの人たちはあたしみたいに給食がめあてじゃないわよ。)
でもさ、段々給食が豪華になっているのは、ボランティアを確保するための学校側の作戦なのかも・・・。「まつたけ」が出るって分かれば(その日だけ)希望者が殺到しそうだよね。
来月も美味しい給食がたくさん出る。子供達には残さず食べて、健康な体を作って欲しいわ。