夏を連想させる匂いって、いろいろあるよね。

海の匂い。海というか潮の匂いかな。
普段はなかなか海に行けないけど、たまに潮の香りをかぐとなんか嬉しい。
ティーンエイジの頃は、夏と言えば海だったな~。
三十路を迎える頃には、夏と言えば山になったけど。

山の匂い。
木の匂いと土の匂いが混ざった感じの匂い。カブトムシの匂い?
最近は夏になると山が恋しくなる。山は涼しいもんね。

日なたの匂い。
天気のいい日に干したお布団や洗濯物は、お日さまのいい匂いがするよね。
夏場の洗濯物は「乾く」と言うよりも「日干しにされて干からびた」って言う方が当たっているけど。
ほんと、ビックリするくらいカラカラ。お布団はあまり長時間干すと夜まで熱くて眠れないよね。

蚊取り線香の匂い。
これは定番かな。「日本の夏、キンチョウの夏。」ってキャッチフレーズがあるくらいだもんね。古っ。
あと花火とか、火薬の匂いもなんとなく夏を連想させる匂いだよね。

瓜系の匂い。
キュウリやスイカを切ると「ああ~、夏!」って感じがする。
みずみずしくてちょっと爽やかな感じ。
鮎って魚もスイカみたいな匂いがするらしい。

ここらへんまでは共感する人がたくさんいるかな?
これ以降は「?」って思う人がいるかも・・・。

塩素の匂い。
これは子ども時代の学校のプールを連想するからかな?
洗濯や掃除で塩素系の洗剤を使うと、冬でも「夏だ!」って感じになる。

雨の匂い。
気温が高い時に雨が降ると、なんか水っぽいようなほこりっぽいような匂いがするよね。
夕立が降ると「夏!」って感じがする。

他にもいろいろあるかな?
匂いとイメージって結構結びつきが強いよね。
楽しかった時にかいだ匂いをかぐと、楽しい思い出を思い出すし、嫌なことがあった時にかいだ匂いをかぐと、その時のことを思い出して嫌な気分になったり。
「皐月待つ 花橘の 香をかげば 昔の人の 袖の香ぞする」って和歌にもあるし。
五感が結構敏感な私にとって、匂いって結構重要なのだ。動物的ってこと?

でも最近の子どもって、あまりそういうのが分からないらしい。
海に行った時に「うわ~い!潮の匂いがする!!」って言ったら、「なんか臭いよね。」とか言われて、ちょっとガッカリしたよ。あと山の匂いも臭く感じるらしい。
無臭、防臭加工製品に慣れきった証拠かな?
匂いで季節が感じられないっていうのも、ちょっと可哀想な気がするわ。
食べ物の匂いに関しては犬並みに察知するんだけどね。それはヒカ。
あと電車の匂い。これはピトチね。彼は電車の匂いが判るらしい。
「これは2000系の匂いだ。」とか言っている。どうやれば電車の匂いをかぎ分けられるんだか。
妙な物の匂いばかりに敏感にならないで、子ども達にそのうちに「夏の匂い」っていうのを感じてほしいわ。