最近ピトチが怖がりになってしまった。(最近始まった訳でもないか。)

原因は「バク天」とかいう番組を見てからだ。
なべおさみの息子、なべやかんがコレクションをしている映画の小道具を使って、ビー玉が転がるといろんなことが起こる「からくり仕掛け」を作るコーナーがあり、家族で見ていたのだが・・・。
そのコーナー自体は面白かった。タイマー仕掛けで朝食を作ったり、ペットにえさをあげたり。
ピトチはそういう「からくり仕掛け」が好きだったから、すごく喜んで見ていた。
でも、なべやかんのコレクションはホラー関係の物が多くて、エクソシストの人形やジェイソンのマスクと鉄の爪など、ちょっと怖い物が多かった。
ジェイソンのマスクと鉄の爪がチャーハンをかき混ぜてるのは、怖いというより笑えたんだけど。

番組が終わって子ども達は寝たのだが、しばらくしてピトチがさめざめと泣きながら「眠れない。」と起きて来た。
理由を聞くと「怖いことがあった。」と言う。
「もしかしてさっきの番組が怖かったんじゃないよね?」」と聞くと「そうだ。」と答えた。
「ヘッ?でも喜んで見てたじゃん?」「あとから怖くなった。」

あたしゃ愕然としたわよ。
確かに子ども達が小さかった頃、今も割とそうだが、子どもの霊的な感性が歪みそうなテレビやゲームは見せたりしていなかったよ。ホラーはもちろん、殺人が出てくるドラマやアニメなどもね。
免疫がないからっていうのもあるかもしれないけど、見るからに作り物を相手にそこまで恐がるか?
感性が豊かと言えば聞こえがいいけど、言い換えれば臆病なんだよね。

正直言って、このピトチの臆病を、親として情けなく思ったこともある。
私にも「理想の男の子像」って物があったけど、どう贔屓目に見てもピトチとは程遠い。
でもね、昔やっぱりピトチの臆病ぶりを見てがっかりした時に、神さまがみことばを与えて下さった。
それは「弱い者なのに、強くされ・・・。」っていう言葉。
旧約聖書のギデオンの事を記した言葉だよ。

ギデオンはとっても臆病者だったけど、「勇士よ、主があなたと共におられる。」って天の使いが現れ、イスラエルを救う勇士となったんだよね。
ピトチもとっても臆病だけど、それでいいんだ。
主の霊がピトチに臨む時に、ピトチは強くなれるんだから。
ピトチは自分が弱いって知っているから、神さまにより頼むことが出来る子なんだから。
そう思ったら、そのままのピトチを受け入れることが出来るようになったのよね。
ピトチの弱さを尊ぶことが出来るようになったのよ。

「怖い。」と言ってさめざめと泣いていたピトチに、士師記のギデオンの記事を読んで聞かせた。
ピトチは自分の事は棚に上げて、ギデオンの臆病さを笑っていたが、主の霊が臨んで大活躍をしたギデオンに感動したようだった。
そして、「怖い時は神さまに『助けてください。』」って祈ればいいんだよ。そうすれば神さまは必ず助けてくれるんだから。自分が強くなる必要はないんだよ。弱さの中で神さまは完全に働いてくださるんだから。ピトチは弱いから神さまによって強くなれるんだよ。」と言って、一緒に祈った。
その後は落ち着いて、朝までぐっすり眠ったんだけど。

うちの子ども達も成長するにつれて、いろんな事を見たり、聞いたり、感じたりするんだろうな。
楽しい事ばかりじゃなくて、辛いこと、悲しいこと、いろんなことがあるだろう。
私もも子どもの頃そうだった。でもこれからの時代に成長していかなくてはならない子達は、昔以上に大変だと思う。本当に悪い時代だもんね。
でも私が神さまと共に歩んだ人生は、いろんなことがあってもとても幸せだった。
子ども達にも同じ人生を歩んでほしい。
これからも機会を活かして信仰という財産をしっかりと継承させたいと思う。
「金銀は私にはない」んだけどね。

「弱くていいんだよ。」って言葉でピトチは安心したらしいが、最近ちょっと調子に乗り始めているかもしれない。「ちょっとは頑張らんかー!」って事が度々ある。
弱くてもいいけど、ヘタレじゃ困りますよ、ピトチくん。