子どもって思わぬ時に怪我や病気をする。親の都合や時間や場所なんて全然お構いなしだ。
「旅行前の発熱」なんてよく聞く。病気になるのはいつも病院の休診日だったり。旅行中に思わぬことで怪我をし、病院を探してあてどなく彷徨うなんてこともよくある。(これは本当にあった。)
今日もヒカが校庭の鉄棒で頭を打ち、怪我をしたのだが・・・。

今日は朝からみわ~んは体調が悪かった。昨日頭痛がしたからそろそろ始まるかとは思っていたのだが、思ったとおり生理が始まってしまったのだ。
みわ~んは低血圧な上に体温もちょっと低め。だから毎月生理の時はつらい。
特に夏場は暑さも加わると貧血を起こしてしまう。
「嫌だなぁ~。今日は保護者会があるのに・・・。」
午前中ほとんど寝たきりで過ごし、午後の保護者会に備えた。
出かける時、ヒカが「私も行く!」と言って付いてきたのだ。この時に留守番をさせればよかったのだが、家に閉じ込めては可哀想かなと思って連れて行ってしまった。

保護者会は思ったより早く終わり、帰り際校庭で遊んでいた子ども達に「先に帰ってるね。」と声をかけた。
ヒカはしきりに頭を気にしていたのだが、その時は何も言わないで「ウチはもう少し遊んでいく。」と言った。でもピトチが「オレは帰ろうかな。」と言って一緒に帰ろうとしたら、「じゃあウチも帰ろうっと。」とヒカも帰ることになった。早く帰ることにして本当に良かったよ。

帰り道ヒカが「頭ぶつけた。」と言ったので、見ると血が・・・。
家に帰ってよく見たら2cmくらいパックリ割れていたからビックリ!
汗かと思った髪の毛も血でベットリ濡れていたのだ。
ただでさえコンディションが悪いのにこんなのみたから、さすがのみわ~んも血の気がひいたさ。
傷の大きさ的には大したことはないが、汗をかいたり汚い手で触ったりしていたようだ。
病院へ行くべきか、家で処置するべきか悩んだ。
「家で消毒すればいいかなぁ~?あたしゃ倒れそうだよ。」
「でも後で傷が残ったり、化膿したらどうしよう?」
「病院もそろそろ終わっているよな。」
心の中でいろんな考えが行ったり来たり。
「ええい、ままよ!」あれこれ考えても仕方がない。祈って病院に連れて行くことにした。

近所で評判のいい外科に行ったら「本日休診」でがっくり。
「あと診てくれそうなところは、あそこしかないか~。あそこだけは行きたくなかったんだけど。」
「あそこ」とは近所にあるあまり評判のよろしくない病院だ。つい最近も知り合いがひどいめに。
大きな病院で医者もたくさんいるけど、医者の当たりハズレが激しいらしい。
しょうがないから「いい先生が当たりますように。」と祈って連れて行った。ほとんどギャンブル。

病院に行ったら「本日の診療時間は終了しました。」の看板が出ていたので再びがっくり。
「もう帰ろうかな。」と思ったけど、段々ヒカが不安そうな顔になり「これどうなっちゃうの?」と頭を気にしている。
「ちゃんと診てもらおうね。」と言ってから、ちょっと凄みを利かせて「すみません、この子診てください!」と受付の人に直談判。みわ~んの凄みが利いたのか、小さいヒカが痛そうにしていたのが不憫に思ったのか、受付の人はわざわざ病院の裏手にある院長の自宅から先生を呼んで来てくれ、無事治療は終わった。消毒をし、ホチキスみたいなピンで傷を留めた。治療中は「傷が残ってハゲになりませんように。この先生がヤブじゃありませんように。」と真剣に祈ったさ。

誤解のないように書いておきますが、みわ~んは本来は小心者。いつでも誰にでも凄みを利かせているわけではない。
自分のことに関しては、痛くても辛くてもなかなか他人にはいい出せず我慢することが多い。
でも子どもがからむとちょっと変わる。
昔松本明子が「産んだら無敵!」って本を書いていたけど、ほんと、お母さんって子どものためなら何でもできるんだよね。みわ~んはあまりいいお母さんじゃないけどさ。
でも普段あまりやり慣れないことをしたから、帰った頃にはグッタリ、子どもの夕飯はマックのお世話になり、さっきーには「ご飯は食べて来てね。」とメールをしたよ。

子どもが怪我や病気をした時は、子どもの健康のありがたさが身にしみる。
神さまに守られているから毎日元気で生活できるのに、家族の守りのために毎日見送る時は祈ってはいたけど、いつの間にか形式になっていたかな。悔い改めた。
でも形式的な祈りが聞かれなかったから今回ヒカが怪我をしたのではないと思う。
今日は日があまり差していなかったけど、ヒカは帽子をかぶって出かけた。もし帽子を被っていなかったら、こんな軽い怪我では済まなかったかも知れない。やっぱり神さまは最小限の怪我に留めて、ヒカを守ってくれたのだ。
でもこういう家族のピンチの時には、しみじみ「クリスチャンで良かったな。」と思う。
家族がピンチの時、ただ心配してオロオロするのではなく、神さまに「助けてください。」と祈ることができる。相手もわからずにただ祈るのではなく、天地を創った真の神さまに心から信頼して、「天のお父さん、助けて。」って祈れるっていうのは本当に感謝なことだと思う。そして神さまはその祈りを聞いてくださるのだ。

子どもの怪我は親にとって本当に一大事。でも普段忘れてしまいがちな子どもに対する愛情を思い出させてくれる。「あたしってこんなに子どもを大事に思っていたんだ。」と自分でもビックリしてしまう。
でも「怪我をされなくても、いつも子どもへの愛情を忘れないでいられるといいな~。」と今回しみじみ思った。それにしてもヒカの傷、ハゲないといいな。