人間は生まれてからどれ位で嘘をつくようになるのだろう?
自分が人生の中で初めてついた嘘って覚えてない。でも娘のヒカが恐らくは生まれて初めてついたであろう嘘は今でもはっきりと覚えている。それは驚きと衝撃だった。(おおげさ)
ヒカが初めて嘘をついたのは2歳を少し過ぎた頃だったと思う。
ちょうど片言で二文語をいろいろとおしゃべりを始めた頃だった。ピトチはおしゃべりを始めるのはかなり遅めで2歳半くらいでやっとおしゃべりを始めたが、ヒカは1歳を過ぎたあたりから結構いろんな言葉を言う子だったのだが・・・。
ある日、みわ~んがちょっと目を放している間に、コタツの上に置いてあった菓子パンが消えていた。
「あれっ?ここに置いておいたよな。下に落ちたかな?」と思って回りを探すと、引きちぎられたビニール袋と食い散らかしたパン屑が散乱していた。
この段階でみわ~んは犯人がヒカであることを確信した。
ピトチ(当時4歳)はお腹が空いていてもお母さんに断りもなく勝手に食べ物を漁ったりはしないおりこうさんだった。仮に食べたとしても、こんな風に食い散らかしたりはしない。
それに比べてヒカの食べ物に対する執着はこの頃からちょっと異常だった。
生まれて3日目、ヒカが夜の授乳の順番を待ちきれずオムツが外れてベッドからはみ出すほど暴れていたと当直の看護婦さんに言われた時には、ヒカの成長に対して不安を覚えたほどだ。
(個人病院だったので産後は看護婦さんが夜の授乳をしてくれたのだが、その時1人で3人の赤ちゃんをお世話していたらしい。普通最後の順番の子はすぐにミルクが飲めない時には泣いてもしばらくすると疲れて寝てしまうそうだ。新生児だもんあんまり体力がないんだよね。でもヒカは哺乳瓶をあてがわれるまで泣きつづけ、授乳前のオムツ交換をしようとしたらオムツが消えていたので看護婦さんは寝ぼけてヒカにオムツをするのを忘れたかと一瞬思ったらしい。朝になって苦笑しながら看護婦さんがその話をしてくれた時は、恥ずかしくてそのままヒカを連れて退院しようかと思ったよ。)
「ここにあったパンは誰が食べたのかな?」と一応聞いてみた。( )内は心の声です。
ピトチ 「ピトチじゃないよ。」
みわ~ん「じゃあ、ヒカちゃんかな?(アンタしかいないわよね。)」
ヒカ 「アタチじゃない。」
みわ~ん「じゃあ、誰が食べたの?」
ヒカ 「ぷーちゃんが食べた。(これでOK!バレないわ。)」
みわ~ん「へっ!?(ぷーちゃんって誰だっけ?)」
ぷーちゃんとは、ヒカがいつも遊んでいた「くまのプーさん」のぬいぐるみのことだ。
こともあろうにヒカは自分が食べたのに、いつも遊んでいる仲良しのぬいぐるみに濡れ衣を着せようとしたのだ。2歳児のくせに。
突飛な答えに一瞬固まり、次にあまりの浅はかな嘘に吹き出しそうになるのをグッとこらえた。
「ここはヒカのペースに合わせつつ白状させなければ。」と思いつつ芝居を打つことにした。
みわ~ん「ふうん。ぷーちゃんが食べたんだ。悪いぷーちゃんだねぇ~。お仕置きしなくちゃねぇ~。
こらっ!ぷーちゃん、ダメでしょ!云々・・・。」
ヒカ 「あのねぇ~。ぷーちゃんじゃないよ。」(ヒカはプーさんが可哀想になったらしい)
みわ~ん「なあに?(よし、白状するつもりになったか。)」
ヒカ 「みっきーが食べた。(これならいいかしら?)」(注みっきーもぬいぐるみだ。)
みわ~ん「はあ~ッ?(今度はミッキーかよっ!)」
このパターンで家中のお人形に濡れ衣を着せるつもりだろうか?
1個1個やってたらきりがないので、最後通告をすることにした。
みわ~ん「ぷーちゃんもみっきーも悪いことをするお人形なんだ~。ヒカちゃんに悪い子がうつったら困 るから、悪いことするお人形は全部どこかに行ってもらおうかな~。(早く白状しろっ!)」
ヒカ 「・・・・。アタチが食べた。」(やっと白状した。)
ヒカには嘘をついてはいけないことをその後話したのだが、みわ~んはこの出来事に衝撃を受けた。
「誰が教えた訳じゃないのに、どこで覚えてきたんだろう?」とショックというか、ある種の感動を覚えたよ。人間の原罪って本当にあるんだってなんだか感心しちゃったんだよね。変な話だけどさ。
とりあえず正直な子に育って欲しいわ。親としてはね。
自分が人生の中で初めてついた嘘って覚えてない。でも娘のヒカが恐らくは生まれて初めてついたであろう嘘は今でもはっきりと覚えている。それは驚きと衝撃だった。(おおげさ)
ヒカが初めて嘘をついたのは2歳を少し過ぎた頃だったと思う。
ちょうど片言で二文語をいろいろとおしゃべりを始めた頃だった。ピトチはおしゃべりを始めるのはかなり遅めで2歳半くらいでやっとおしゃべりを始めたが、ヒカは1歳を過ぎたあたりから結構いろんな言葉を言う子だったのだが・・・。
ある日、みわ~んがちょっと目を放している間に、コタツの上に置いてあった菓子パンが消えていた。
「あれっ?ここに置いておいたよな。下に落ちたかな?」と思って回りを探すと、引きちぎられたビニール袋と食い散らかしたパン屑が散乱していた。
この段階でみわ~んは犯人がヒカであることを確信した。
ピトチ(当時4歳)はお腹が空いていてもお母さんに断りもなく勝手に食べ物を漁ったりはしないおりこうさんだった。仮に食べたとしても、こんな風に食い散らかしたりはしない。
それに比べてヒカの食べ物に対する執着はこの頃からちょっと異常だった。
生まれて3日目、ヒカが夜の授乳の順番を待ちきれずオムツが外れてベッドからはみ出すほど暴れていたと当直の看護婦さんに言われた時には、ヒカの成長に対して不安を覚えたほどだ。
(個人病院だったので産後は看護婦さんが夜の授乳をしてくれたのだが、その時1人で3人の赤ちゃんをお世話していたらしい。普通最後の順番の子はすぐにミルクが飲めない時には泣いてもしばらくすると疲れて寝てしまうそうだ。新生児だもんあんまり体力がないんだよね。でもヒカは哺乳瓶をあてがわれるまで泣きつづけ、授乳前のオムツ交換をしようとしたらオムツが消えていたので看護婦さんは寝ぼけてヒカにオムツをするのを忘れたかと一瞬思ったらしい。朝になって苦笑しながら看護婦さんがその話をしてくれた時は、恥ずかしくてそのままヒカを連れて退院しようかと思ったよ。)
「ここにあったパンは誰が食べたのかな?」と一応聞いてみた。( )内は心の声です。
ピトチ 「ピトチじゃないよ。」
みわ~ん「じゃあ、ヒカちゃんかな?(アンタしかいないわよね。)」
ヒカ 「アタチじゃない。」
みわ~ん「じゃあ、誰が食べたの?」
ヒカ 「ぷーちゃんが食べた。(これでOK!バレないわ。)」
みわ~ん「へっ!?(ぷーちゃんって誰だっけ?)」
ぷーちゃんとは、ヒカがいつも遊んでいた「くまのプーさん」のぬいぐるみのことだ。
こともあろうにヒカは自分が食べたのに、いつも遊んでいる仲良しのぬいぐるみに濡れ衣を着せようとしたのだ。2歳児のくせに。
突飛な答えに一瞬固まり、次にあまりの浅はかな嘘に吹き出しそうになるのをグッとこらえた。
「ここはヒカのペースに合わせつつ白状させなければ。」と思いつつ芝居を打つことにした。
みわ~ん「ふうん。ぷーちゃんが食べたんだ。悪いぷーちゃんだねぇ~。お仕置きしなくちゃねぇ~。
こらっ!ぷーちゃん、ダメでしょ!云々・・・。」
ヒカ 「あのねぇ~。ぷーちゃんじゃないよ。」(ヒカはプーさんが可哀想になったらしい)
みわ~ん「なあに?(よし、白状するつもりになったか。)」
ヒカ 「みっきーが食べた。(これならいいかしら?)」(注みっきーもぬいぐるみだ。)
みわ~ん「はあ~ッ?(今度はミッキーかよっ!)」
このパターンで家中のお人形に濡れ衣を着せるつもりだろうか?
1個1個やってたらきりがないので、最後通告をすることにした。
みわ~ん「ぷーちゃんもみっきーも悪いことをするお人形なんだ~。ヒカちゃんに悪い子がうつったら困 るから、悪いことするお人形は全部どこかに行ってもらおうかな~。(早く白状しろっ!)」
ヒカ 「・・・・。アタチが食べた。」(やっと白状した。)
ヒカには嘘をついてはいけないことをその後話したのだが、みわ~んはこの出来事に衝撃を受けた。
「誰が教えた訳じゃないのに、どこで覚えてきたんだろう?」とショックというか、ある種の感動を覚えたよ。人間の原罪って本当にあるんだってなんだか感心しちゃったんだよね。変な話だけどさ。
とりあえず正直な子に育って欲しいわ。親としてはね。