
本当はヒカに何か編んであげようと思っていたのだが・・・。
待望の女の子ヒカが生まれてから、みわ~んは編物を始めた。女の子は可愛い洋服が着せられるから、いろんな服を選ぶのが楽しみだった。でも市販の物はどれも似たり寄ったりで、みわ~んの好みの服を探すのもちょっと大変。「どうせなら作ってみるか!」と昔母に習った編物を思い出しながら、カーディガンやワンピースなどいろいろ編んでは着せて楽しんでいたのに・・・。
幼稚園もそろそろ卒園という頃、いつものように「今度は何を編もうか?」とヒカに聞くと、ヒカは「私はお母さんの着せ替え人形じゃない!」と言いやがった。
本人は全然悪気がなく、多分言葉の意味も分からないで言ったのだとは思う。
ちょっと前に教会の主婦の方がヒカに「女の子は可愛いお洋服がたくさん着れていいわねぇ~。おばちゃんも娘が小さかった頃はいろいろと可愛いお洋服を着せて楽しかったわ。でも大きくなったら娘に『私はお母さんの着せ替え人形じゃない!』って言われちゃったのよ。」と言っていたのを憶えていて、そのセリフを言ってみたかったんだと思う。
でもさ、どう考えても幼稚園児の言葉じゃないよね。みわ~んは悪気がないのは分かってはいても、ちょっとムッとした。
そこで当てつけではないが、ヒカの着せ替え人形に服を編んでやったのだ。
前からちょっと興味があったジェニーちゃんのお洋服。
専門誌も何冊も出ていて見ているととても楽しい。フリフリドレスあり、着物あり、カジュアルあり、
人間よりもお洒落な服がいっぱい。近所の古本屋で、私のドールブック・ジェニー4「手あみのセーターとニットドレス」という本を偶然発見!しかも新古なのに格安だったのでゲット!
さっそく作ってみたのだが、ボタン付け糸をレース針12号で編むという結構大変な作業だった。
でも出来上がりには満足している。ちなみにヒカには触らせていない。
これがきっかけではないが、いつか洋裁をやってみたいなと思う。
自分が好きな形の服を自分の好みの生地で作れたら楽しいだろうな。サイズもぴったりだし。
とりあえず今のところは人形の服で練習中。
人形の服なら生地も少なくて済むから安上がりだし、間違っても「私はお母さんの着せ替え人形じゃない!」とは言わないだろうから。
でもやっぱりそのうちヒカにも何か作ってあげようっと。なんだかんだ言っても「お母さん、ありがとう。」って言って喜んで着てくれる娘に作ったほうが、みわ~んだって嬉しいもんね。