みわ~んは片付けが嫌いだ。

みわ~んは「細かいことは気にしないB型女」なので、部屋がちょっとくらい散らかっていても気にならない。
「片付いてないと、探し物とか不便じゃない?」と言う人もいるが、みわ~んは探し物は得意だし、たとえ部屋が散らかっていても大体どこに何が置いてあるかは把握していて、「・・・はどこ?」と聞かれると散らかった物の中から「確かこの辺にあったはず。」と発掘する。自分だけなら全然不便ではない。
片付けが嫌いな理由は面倒くさいというのが一番ではあるが、その他にもある。
片付け嫌いなみわ~んが一生懸命に片付けても、その傍から散らかしていくヒカとピトチの存在だ。
子どもがいると本当に散らかる。折角片付けても振り向くともう物が放置されている。
これが続くと片付けに対するモチベーションが下がるのだ。
「どうせ散らかるなら、必死になって片付けることもないか。」と自分に言い訳し、部屋は散らかる一方だった。

しかしそんなみわ~んの安楽な生活に暗雲が漂って来たのは先月のことだった。
「家庭訪問のお知らせ」という手紙を持って子ども達が帰って来たのだ。
「うぇ~。そういえばもうそんなシーズンか。しかも今年から先生は2人分。やっぱり片付けなきゃいけないよね。」
先生によっては「玄関先で結構です。」と言うこともあるが、「お子さんのお机を見せてください」と言ってズカズカ上がってくる先生もいるらしい。上がり込まれるのを阻止するために、玄関にイスを置いて待ち受けたというツワモノお母さんの話しも聞いたことがあるが、さすがにみわ~んにはそんなことをする勇気はない。
「しょうがないから、片付けるか。」みわ~んのお片づけキャンペーンが始まった。

引越をした時には収納にも余裕があったが、いつの間にか押し入れから物が溢れ収納不能状態だ。
「片付けはまず収納から」というマーサ・スチュワートの言葉がよみがえる。
「いらん物がたくさんあるなぁ~。」思い切って捨てる。
「いつか使うかなぁ~。」でも思い切って捨てる。
「とりあえず取っておこうかな~。」このパターンで物が増えるから、明確に必要な物意外は捨てる。
みるみる収納スペースが広がり、そんなに苦もなく片付いた。
不要な物が多すぎ。物を増やさないように気をつけなきゃね。

みわ~んが恐れていた家庭訪問も無事に終了。綺麗は綺麗だが、ちょっと片付け過ぎたかな?
以前友だちが新居に遊びに来た時も前の日に必死になって片付けたら「みわ~んち、なんか生活感がない。」と言われてしまったことがある。「そう、この状態で生活しているわけではないのよ。」とは、とても言えなかったんたけど。

一度苦労して片付けると、このままキープしておきたいと思うのは毎度のことなのだが、毎度毎度散らかってしまう。だが、「今回は何がなんでもこの状態をキープするのだ!」と一大決心した。
まず、「ちょっと置いておこう。」「後で片付けよう。」はやめる事にした。
「そう思った時が片付ける時!」
そしてそれまではヒカやピトチが散らかすのは仕方ないとあきらめていたが、あきらめないことにした。
何度も「片付けろ!」と言うのはストレスになるからあまりうるさく言わなかったが、これからはうるさく言う。「出しっぱなしにしていたら、いらない物とみなして全部捨てるからね!」そしてゴミ袋を持って来ると「キャ~!捨てないで~!」と言って必死に片付ける子ども達。
ちょっと可哀想かな。でも片付けの習慣をつけなきゃね。

そんなこんなで家庭訪問から一月が経ち、我が家はまだ綺麗な状態をキープしている。
でも油断は禁物。みわ~んのお片づけキャンペーンはまだまだ続く。そう、片付け嫌いを返上し片付け上手になるその日まで。