今日もまたヒカが帰って来る。

子どもが無事に帰って来るのは母親として一番嬉しいことではあるが、最近みわ~んはヒカの帰宅時間になるとちょっと憂鬱だ。
今日もピアノのお稽古をしなければならないからだ。

ヒカは去年の暮れからピアノを始めた。
これは親の希望ではなく、本人の希望だったことを明記しておこう。幼稚園のお友だちが習っているのを見て自分もやりたくなったのか、みわ~んが昔使っていたキーボードで幼稚園で習った曲を弾いたりしていた。
「ピアノがやりたい!」と言い出した時、みわ~んは反対した。
理由は送り迎えが面倒なことや月謝がもったいないなどもあったが、最大の理由はヒカの性格にある。
ヒカは感覚的なタイプ。理屈でではなく、体で覚えるタイプだ。そして人の指示を聞いてやるよりも、自分で好きなようにやりたいタイプ。こんなタイプの人間が何かを習うなんて、絶対に無理があると思っていた。第一楽譜が読めるのだろうか?
初めて「ピアノがやりたい!」と言ってから何ヶ月かは「もうちょっと大きくなってからにしたら?」と言っていたが、ヒカの意志は固かった。そして自分で一生懸命練習をしているけなげな姿に「これならなんとかやれそうかな?」と思って教室に通い始めたのだ。

最初のうちは良かったのだが、だんだん難しくなってくるとヒカは自宅での練習を面倒くさがるようになった。そらみたことか。
思うように弾けないで癇癪を起こすヒカと、折角教えてあげてるのに言うことを聞かないヒカにキレるみわ~ん。母と娘の醜い戦いだ。こんな毎日が続き、ヒカが帰って来る時間になると、つい憂鬱になる日が続いていたのだ。
この場を借りて愚痴りたい。お教室には通っているが、毎日傍で教えているのはみわ~んだ。
ヒカは楽譜をまだちゃんとは読めないから音階をひらがなで書いてやり、覚えるまで何回も何回も繰り返し教え込む。猿回しの猿に曲芸を教え込んでいるような気持ちになる。
ピアノの先生は週に一度40分間のレッスンで月謝を8000円もらえるが、みわ~んは一週間毎日最低2~30分は教えているのに無料奉仕。しかも教えている本人からは感謝されるどころか、煙たがれる始末。こんな理不尽なことってないよね。みわ~んは一度だって「ヒカ、ピアノ習いなさい。」なんて言っていないのに!みわ~んは怒っているんだ!・・・ちょっとすっきりした。

でも最近デボーションが充実しているせいか、ピアノのお稽古をしている時に神さまからみことばを示された。「神はみこころのままに働いて志をたてさせ、事を行なわせる。すべてのことをつぶやかず、疑わずに行ないなさい。」
「そうか、ヒカがピアノをやるように志を立てさせたのは神さまだったんだ」と教えられた。
みわ~んは理不尽に思ってもつぶやかず、疑わずに行なわなければならない。
もしかしたらヒカはピアノを通して神さまに仕える人になるかもしれないし。
いつまで続くか分からないけど、とりあえずもうしばらく頑張ってみるか。

ブログをご覧のNGCのみなさん、ヒカに会ったら「ヒカちゃんすごいね。ピアノやってるんだってね。頑張ってね!」と建て上げてやってくださいませ。(あっ、セリフは微妙に変えてくださいね。みんなが口をそろえて同じセリフを言うと怪しまれるので。)
あと、みわ~んの愛と忍耐が続くようにも祈ってくだされば感謝です!