私たちはもともと農耕民族で
土とともに生きてきた民族
今の日本はコンクリートで土を覆い
風にのって舞う埃も花粉も落ち着くところなく
いつまでも舞っている
札幌は公園が多くていいわね
そう言われるけど当たり前
毎年雪が積もりその雪解け水が流れるところが
土が必要なんだから
虫や生き物の糞や死骸を微生物が食べて
その糞や死骸が土となる
土はその営みをもって
地球となり日本となり大地となる
土は生きていて
あらゆる役割を担っている
コンクリートで覆われて
その営みを閉ざされ続けた土は
一体どうなっているのか？
人が考えた土の代わりの役割をする排水施設
局地的な大雨に対応出来ているのか？
微生物の餌となりうる花粉も
コンクリートの上でいつまで舞い続け
雨水とともに排水されるまで
どのくらいかかるのか？
人もその体表面の常在菌が
雑菌やウイルスの体内侵入から守っている
子ども時代に土に触れることで
雑菌やウイルスでも抵抗できるほどの免疫を得て
手足の傷からの雑菌を脇や股のリンパが腫れて
熱をもって体内への侵入を防ぎ
鼻や口から侵入するウイルスや雑菌は
扁桃腺が腫れて熱によって体内への侵入を防ぐ
マスクなんかより素晴らしい機能を
鼻毛や唾液が担っているはずですが
その機能を使わず暮らし
手指をアルコールで殺菌することで
その常在菌まで減らし
ウイルスと戦っている状態に対して
通院や検査や薬で負荷までかけて
およそ丸腰で
見えないウイルスと戦う今の日本人
清潔大国日本という実は免疫不足国
あくまで自論ですが
自然多き北海道の大地で持病をもったために
食事や生活習慣で免疫を養って育った私の
私としては当たり前の見解です
コンクリートに覆われた大地の力を借りて
太陽のエネルギーと土の受容と
そこから生まれる大気に包まれることが
ウイルスに対する抵抗であり防御
じっと足元のコンクリートを見つめて
コンクリートを全部剥いだら花粉もウイルスも吸って流してくれるのになんて
土が再び呼吸するかどうかもわからないけれど
ひとまず私が健康に暮らせるところは土の上で
私が将来還るのも土で
そうして自然の中で過ごすことで
生きているものとして全うできると思います
母なる大地で
大きく深く呼吸して生きたい
北海道のみなさんは是非
空を見て山を見て大きくその大地の息吹を
身体に吸い込み身体に纏って
心と身体を補ってくださいね
北海道産まれ北海道育ちの
みわの りんご🍎