母を 父が居る高齢者住宅から
実家に連れ帰り

私と2人の暮らしになって
記憶の方が調子良く

母さんのところに帰るとは言わなくなった


でも
調子が良いということは
おばあちゃんが死んじゃって
叔父さんも死んじゃって
北見に行ってもお墓だけ

毎朝小さな仏壇にご飯とお茶を上げる度
涙する母ぼけー

そんな中の震災での不安
その後の親戚の葬儀と
非日常がやってきて


ますますあの世に想いを馳せる母


もう半分くらい あっちの世界にいるんだ〜照れという母

何となくそうだなぁと思うので

さっきまで母さん居たのにって言われると
私も そうなんだぁって思う


どれだけ
祖母と母は繋がっているんだろう?

半世紀以上前に亡くなるまでの間
半世紀以上前に亡くなってからも


こんなにも会いたい人って居るのかなぁ
こんなにも会いたい人と長らく別世界にいる母は
どれだけあちらの世界を欲しているのか?


あの世への近道があったら
是非とも教えてあげたいものです

薬もやめて通院もやめて
階段の登り下りや駆け足

死んでしまうと言われたことを
一通りしても死ねない母は

毎日まだ生きていることに
がっかりしています




みわの りんご🍎