(桃が池公園にて)
梅雨も半ばでございますな。あちこちで大雨の被害も出ておるようです。
「ころ加減」という言葉を知らんのかえ?、とお天気の神様にボヤきたくも
なるちうモンです。
さて、日本列島というところは湿潤温暖なところで、世界基準で見ても植物相
がとても豊富やと聞いたことがあります。
たしかに建物を解体して更地になったりすると、アッというまに草が生えてき
ますよww
ちょうどこの時期、植物学者の牧野富太郎博士をモデルにしたNHKの朝ドラ
「らんまん」も放映されていますが、あたしゃ毎朝、この「らんまん」を見て
から仕事に行くことにしてますねん。(年寄りの日常ってか)
まぁそれはええとして…
箏の音色に対する私のイメージは「湿った音」なんですわ。
でも実際に箏という楽器が物理的に湿っている、なんて意味ではないん
ですけどね。
なんというかなぁ…、瑞々しいというか、しっとりというか、とにかく
清らかな印象なんですよ。
水面に一粒の水滴が落ちて波紋が広がってどこかで反射し、それぞれの
波紋が重なり合ってやがて静かに消えていく、ってな感じかな?
なので、その瞬間瞬間に音が生きて、すぐに儚く消えて、そして何事も
なかったかのように元に戻る…そのように感じてならないんですワ。
いかにも日本人的というか、日本人好みというか…。
対して西洋弦楽器であるバイオリンやチェロなどの音の印象は、もちろん
例えようもないほど美しいのですが、乾燥しているイメージなんです。
いや、「乾燥」というても悪いイメージとしての意味ではないですよ。
あくまでも箏との対比です。
西洋弦楽器の音色は、夜空に輝く星たちや教会の鐘や大河の流れ…なんとなく
うまく表現できませんのやが、この世の「永遠の美」なるものを必要に応じて
綺麗に切り取って提示した…そのような印象ですねん。
私は「音楽美学」については全くの素人なので詳しい検証をしたわけではあり
ませんが、でもそのように思えてならないのです。
人によって感じ方はいろいろやと思いますが、どうなんでしょうね?

