『失うものがない人』と『守るべきものがある人』はどちらが本当に強いのか?



残念ながら最終回を迎えてしまったさま~ずの神ギ問。深夜枠の頃から好きだった番組だったのですが、その最終回の最後の神ギ問がこれでした。



圭さんのアエラスタイルマガジンインタビューを読んだ時にこの神ギ問のことを思い出しました。


 

神ギ問の検証では、色々な立場の方の意見を聞いても答えがでなかったので、一般人2000人にアンケートを取ることとなりました。


そして『守るべきものがある人』が強い。

と答えた人が多い結果となりました。



多くの人は、自分の家族、特に子供のことを想像して、いざとなったら子供のためになんでも出来ると答えていたので、このような結果になったのですが、もっと究極の状況を想定したり経験した人は、『失うものがない人』と答えていたと記憶してます。



圭さんがインタビューで答えていた、命がけで子供たちを守るとエクスキューズしながらも、家族を捨てると言い切った『いま見えていない景色が見える』とは、どんな状況なんでしょうか?



実際にはそんなことはありえないと言いながらも、仕事に家族の有無は関係ないとも答えている今現在、もしかすると圭さんには『失うものがない』意識が潜在的にあったりするのかと。

そしてそんな状況から生まれたのが春田創一でおっさんずラブだったから、少なくとも私は今でも観るたびに気持ちを大きく揺さぶられるドラマであるのかと思ってます。



そんなこと、ご本人がこの作品が上手く行かなかったら俳優を辞める覚悟もあったと言っていたからその通りなんでしょうが、実にしなやかにクレバーに仕事をこなしてるイメージがあったから、私はピンときてなかったんです。



でもこのインタビューと偶然上がった神ギ問で腑に落ちた気がします。

そしてもう既に、『いま見えていない景色』は少し見えているけど、圭さんも私たちもお互いにまだ見えていないことにして(笑)もっともっと色々な景色を見てきた田中圭の生みだす作品を私たちに見せて欲しいです。



余談ですが、さっきスポーツニュースで今年引退するプロ野球選手の特集をやっていて、ほぼ圭さん世代なんですなね。一部の選手は、解説者になったりして、また表舞台に出てくるんでしょうけど、多くの選手は別の人生を送ることになると思うと、まだまだ俳優としてステップアップする姿を見られる田中圭を好きになってよかった~と思いました。



おっさんずラブ、円盤発売でなんとなく一段落ついた感がありますけど、『シーズン2』楽しみにしてますよww

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