#28は艶がーるの日 雪降る日には雪降る日には、あんさんを思う。あんさんの心あんさんの肌あんさんの全てが、雪の様に真っ白でわてには眩しゅうて…わてにはあんさんに触れる事が許されるんか?ははそない言うたら、わての汚れた手ぇには、あんさんは相応しゅうないんやろなそれでも、わてはあんさんを思って、恋しゅうて…仕方あらへんのや『…俊太郎さま…』あんさんが、わてを呼ぶ、かいらしぃ声全てが、ちらちらと降る白い雪の様で汚れきったわてでも、あんさんを想う事は許されると思いたい…