名古屋駅前の弁護士の三輪です。
成年後見制度の利用方法についてお話したいと思います。
９０歳のＡさんは、数年前から認知症の病状を発症し、通帳などの財産の管理や治療費の支払いが困難になってきました。
預金通帳から入院費の支払いが出来ずに困っていたところ、親族が申立人となって、家庭裁判所に成年後見の申立てを行いました。
その後、選任された成年後見人が生活を確保しながら、病院の担当医などと相談し、他の親族と連携しながら身上監護をするとともに、通帳から治療費の支払い、生活費の支出などをしています。
このように成年後見制度は、一般的に本人の意思を尊重しながら財産管理と身上監護を行い、高齢者、障害者の方をサポートする制度です。
成年後見等の申立てについて、法律相談を行っています。
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