2000年のクリスマス、私はノルウェーのオスロで過ごした。
20の小娘が初めての北欧で、クリスマスマーケットに迷い込み、記念に買ったレッグウォーマーを大事に大事に22年使ってきて、最近裾がほころび始めたので只今、絶賛修復中。(片方はもう修復済。)
いや、ほころびにはもう数年前から気づいてはいたが、なかなか直すところまでは気持ちが持って行けずにいた。
で、今はこう。
もう一息でコンプリート😆🎶
ざっくりと考えてみる。
これは短く見積もってもかれこれ22年もののレッグウォーマー。
レッグウォーマー界ではレジェンドの域かもしれない。
それを直して履こうとしている。
たぶんこれからさらに20年はいけると思う。
となると…
私は今、41。
60まで履いて
また直して
それをさらにまた20年履く。
となると…
軽く80歳まで履くわけか。
それともそれ以上。。。
私は服以外、ものでもなんでも大切に丁寧に扱う性格で、みんなにすごーく驚かれる。
例えばこの工作用のハサミなんて、幼稚園のお道具箱に入っていたのをまだ使っている。
それにしても、本体が22年ものでもまだ全然飽きることなく、大きな損傷もなく使えているレッグウォーマーは元の素材やデザインが優れているから。
いい買い物をしたものだと、2000年のクリスマスにこれを自分にプレゼントした私を褒めちぎってあげたい気分だ。
すごいぞ、22年前のわたし!
そして
22年後の修復している今のわたしもよくやった!
で、20年後履いているであろうわたしにも、
ちゃんと手渡すから待っててね。といいたい。
「人にしてもらいたいと思うことはあなた方も人にしなさい。」
何に関してもわたしの全てはここが始まりで、ここに終着する。
私もこんな風に大切に扱われたいから、私はそれをまずは自分に実践しようとひたすらに努めている。