・
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
名古屋名物の情報に興味のある方は、当ブログ管理人が運営するグルメサイト「日本美食学会」にもお越しください！日本美食学会 http://butterflybuffet.web.fc2.com/
名古屋名物ランキング：
ひつまぶし あつた蓬莱軒、いば昇 きしめん えびすや、きしめんの吉田、名代きしめん住よし、きしめん亭 味噌かつ 矢場とん、名古屋コーチン調進所六行亭 手羽先 鳥開総本店、世界の山ちゃん、元祖手羽先唐揚風来坊 天むす 天むす千寿、地雷屋、美濃味匠 味噌煮込みうどん 山本屋総本家、山本屋本店 名古屋コーチン 鳥開総本店 名古屋コーチン調進所六行亭 あんかけスパ スパゲッティーハウスヨコイ、そーれ カレーうどん 若鯱家 うどん錦 台湾ラーメン 味仙他
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
・
元祖手羽先唐揚 風来坊 栄店です。
世界の山ちゃんと人気を二分する手羽先唐揚の美味しい居酒屋であります。
店内には多くの有名人のサインが並び、このお店の人気と実力を知らされることになります。
手羽先唐揚５個で４５０円。
店長自らが仕込むという秘伝のタレが素晴らしい、一度食べたら病みつき必至の美味しさです。
味だけではありません。
ここでは低温、高温の二度揚げを行っており、フライド感の溢れる食感も最高です。
口当たりから砂糖醤油の甘味とごま油系のトロンとしながらもパワーのあるコクが見られます。そこに甘酢系の旨みを十分に含んだ酸味が立ち、胡椒の風味と共にこれが時折共鳴し、また高揚します。この風味の展開が見事です。
タレは醤油の風味が明快ながら、それに頼り過ぎないため、刺激的な味付けではなく、終始優しい味の印象があるというのが世界の山ちゃんとの差でありましょう。
ひつまぶしに例えるのならば、世界の山ちゃんはいば昇、風来坊は熱田逢采館であります。
完成度の高さは風来坊に軍配が上がります。逆に山ちゃんのビールのカジュアルさにばっちり合うようなスナッキ－さも捨てがたいのも事実。
山ちゃんは総じてスパイス中心の味付けにロースト感で勝負しているんですね。
しかし風来坊はタレの旨みとフライド感がポイントなのです。
もし自分が養鶏業者であれば、卸したいのは風来坊だなとおもわせる肉の旨みも生かした調理なのであります。
しかしビールなどのカジュアルな酒類との相性で言えば、山ちゃんはかなり高い位置にいます。風来坊の方が、美味しいけど意外と酒を選ぶところがあるんですね。ビールよりも焼酎などを選ばないと。甘さと酸味と油脂分を綺麗に背負えない気がします。鶏そのものの肉質は両者に差はないと思うのですが、味付けの差でしょうかね。風来坊の方が鶏の味は出ているようです。しかしそのことで、低価格の鶏の淡白さからくる悪い風味の出現と向かい合わなければならないこともあり、そこを上手くかわしている山ちゃんは、あれはあれで見事だなあと思ったりするのです。
参考サイト
http://r.gnavi.co.jp/n069100/