マクドナルドではベーコンポテトパイを現在100円で提供しています。
オリコンの復活して欲しいサイドメニューランキングで1位を獲得した名品です。
一方でロッテリアではあんもち抹茶パイを100円で提供しています。マクドナルドが極めてオーソドックスな外さないラインナップであるのに対して、ロッテリアはなかなか思い切った商品を開発してきました。
抹茶やあんの味が好きな方が、ハンバーガー店を使用するかどうかは微妙なところです。それでも和菓子的なテイスト行こうと決めた経営陣、開発スタッフは見事です。
逆にマクドナルドのベーコンポテトは、ハンバーガーやフライドポテト好きならば、ほぼ100%嫌われない狙いどころでありましょう。
しかし私としては、このロッテリアの挑戦的な姿勢を嬉しく思いますし、今後もこの姿勢で勝負して欲しいのです。もちろん内容が伴っていればですけどね。
そんなわけで早速チェックです。
食感はなかなか面白いと思います。
パイ生地そのものに表面と内側にコントラストがあります。パイ生地自体がやや厚めであるからこそでもありますが、この辺は狙いなんだろうなあと思います。表面はパリっとしています。しかし肉厚であるためにパリッとしながらも、軽すぎず、十分に旨みを表現する余裕を持っています。パリッとしながらふっくらな食感の向こう側では、ほのかな甘味が感じられ、後に塩気でシャープさも演出します。
中に入れられた餡は、極端に甘すぎることはなく、薄味でもないといったところ。丁度おしるこを味わっているかのような甘さであります。
それにしてもつくりが丁寧です。細かな芸に長けた商品だと思います。
これを100円で提供するというのはなかなか凄いことだと思いますね。
パイ生地の表面がやや崩れやすいのはご愛嬌としても、カラーリングからして絶対的な個性を発揮するこの商品。素晴らしいですね。
それに比べてマックの無難さは残念です。
ポテトの重厚感や味のパワー、それをさらに力強く仕上るベーコンの存在感。
仮に食べたことがないという人がいても、まったくもって予想通りの味なんですよ。
マクドナルドは先進的な企業であって欲しいのですが、すっかり保守ですね。
では最購入頻度の高いのはどちらか考えてみましょう。
うーん、うーん、・・・やっぱりマクドナルドかなあ(笑)。
だって和菓子と一緒にハンバーガー食べる人っていないでしょ?