前回、アサヒスタイルフリーと麒麟ゼロとサントリーゼロナマの比較をしたのですが、サッポロから新たな糖質ゼロ発泡酒が発売されたのでこれを評価します。
前回優勝は麒麟のゼロナマでしたが、今回はどうでしょうか？
製品データ：ビバライフ ５％ ２８ｋｃａｌ／１００ｍｌ
香はそれほど強いものではありませんが、嫌味もなく、特に印象として残ることはないと思います。味と香の一体感はあるので、そういう意味では「良」といえるかもしれません。
肝心の味ですが、全体的に辛味、それもアルコールによる辛味が中心であります。ビールのような麦芽・ホップ系のコクはあまり見られません。ただし、やや渋みがあることで、発泡酒でありながらやや本格的な印象を残します。それでも立体的な風味の構築がなされるとはいえません。口の中における低域の風味の広がりに比べて高域や中域がやや安っぽいのです。
後味はややキメの荒さが目立ち余韻もそれほど長くはなく、少し雑に展開しているような印象さえ持ちます。
しかしですね。
アルコールド５％で２８Ｋｃａｌは凄いですよ。通常アルコール度１％につき７Ｋｃａｌは必要とされる中、奇跡の商品です。
発泡酒の中では高アルコールでありながら、カロリーを気にせず飲めるというのは素晴らしい。前回優勝の麒麟は、これによって逆転されましたね。
それにしてもサッポロビバライフは最高です。我が家の発泡酒はこれで決まりだね・・・、と書きながら、ダンボールで買った最後の１本を飲みながらＰＣと対峙している私であります（笑）。