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湖池屋の挑戦状 フリトレーとのタコス対決:ドンタコスはドリトスを超えられるのか編であります。
先日は湖池屋のポテトチップスとカルビーのポテトチップスを比較したのですが、湖池屋はどうも他社の商品のコピーを安く、または増量して販売することでお客様に喜んでいただくという高尚な企業理念(?)をおいているらしく、ポテトチップス以外にも、他社の類似商品を発売しているのであります。
これを中小企業がおこなうならともかく、広告費も存分に投資できる大企業さんがやるんだから恐ろしいことです。
まあ、それでもポテトチップスのようなあまりにも定番な商品は類似していても仕方がありません。味付けまで似ているのもまあ許しましょう。
しかしこれはどうなんでしょうか?
フリトレーのドンタコスと湖池屋のドリトスです。しかもドンタコスがメキシカンチリ味に対して、ドリトスはチリタコス味です。名前の上では国だけ変えてみましたが、味はどっちでも一緒だよねっていう逃げの戦略です。ここまで来ると逃げているのに潔さすら感じますね。
しかもパッケージの「ドンタコス」の文字は、「ドリタコス」とも読めるような字体なのです。凄いですね。ドリトスをここまで意識してくれるのならば、フリトレーも喜ぶんじゃないでしょうか?
さてさてそのお味です。
見た目は殆ど区別がつきませんが、味は少し違います。本家ドリトスはコーンがやや硬くしっかりとしていますし、そのコーンの味が明確に前面に出ています。表面の辛味はコーンを引き立てるためのものに過ぎません。「メキシコでコーン料理を食べたら、向こうは味付けがスパイシーでね・・・」っていう感じですね。
一方でドンタコスは、味つけがメインなのです。なかなかの高揚感のある酸味と辛味がしっかり主張しています。ドリトスでは明らかだったコーンのコクや甘みはほとんど見られません。辛味よりもやや酸味が優っているために、辛いというよりは酸っぱいという印象が残ります。しかしこれが悪くないんですよね。でも、待てよと。この味はカラムーチョとすっぱムーチョの味付けをそのまま入れただけじゃないのか? 湖池屋さん、真相を教えてください!
本日の判定です。
やっぱり本家のフリトレーのドリトスは美味いね。
食感がしっかりしていて、食べ応えがありますからね。