母の薬をドネペジルからメマリーに変えて、暴言や暴力的な行為はなくなったけど

逆に傾眠が出て1日中寝てるので

食事もなかなか食べさせられないし

しかも起きている時の顔つきが異様になった。

目をキョロンキョロンして天井付近を見て、口を開けて

私の話しかけに全く反応しなくなった。


さすがにヤバい気がして、主治医に相談したら

メマリーを中止してくださいと言われた。


中止して今日で5日目

あの異様な顔つきをしなくなった。

私の話しかけにも笑ったりするようになった。


ドネペジルによる(と思われる)イライラや怒り、暴力的言動もないし

今(だけかもしれないけど)、母はとても落ち着いている。


薬の作用のすごさに驚いた。



ところで、上皇后様が何やら怒りっぽくなって

認知症が進んでいるのではないか?という噂話をネットで見た。

母もまだ全然ボケているとは思ってなかった頃、本当に些細なことで烈火のごとく怒り出すことがあった。


それがひどい言葉で私を罵倒するので

私は深く傷つき、泣いたこともあった。

だけど、今思うとやっぱりあの頃から母はボケていたんだと思う。


在宅介護を何年もしていると、当時はわからなかったことが今なら理解できる。


しかも、私は高齢になっていく両親とずっと一緒に暮らしていたので

高齢者のことがよくわかる。


以前、上皇上皇后様はもう紙おむつをしているのでは?と言って『不敬だ』と指摘されたことがあったけど

実際80歳を超えてくると尿漏れがひどくなる人がほとんどと言っていいと思う。


高齢の親戚の葬儀に行った時、前に座っていた高齢の方々の下半身を後ろから眺めていたら

あの人もこの人も、みんな紙パンツを履いている感じがわかった。

ズボンが妙に膨らんでいるというか、履いているってわかるんです。


でも、尿漏れするからと紙パンツを履いている高齢者の方は偉いと思う。

意地をはって履かない人は、近づくと尿臭が漂ってくる。


私の父も85歳を過ぎた頃にはもう臭いし洗濯に出すパンツがびちょびちょで

尿パッドをしてくれるように言った。

父は素直に私が買ってきた尿パッドを着けてくれたので助かったけど

父は娘の私に尿漏れを指摘されて、嫌だっただろうなぁと思う。


でも実際高齢者はみんなそうなるんですよね。天皇や上皇、上皇后と言えども老いればそうなるんです。


怒りっぽくなって、雅子さまに土下座を強要したとかいうのは

完全に認知症だと思います。


最初の頃は、わりとしっかり理屈を言うので

まさかボケているとは気づかないけど、確実にボケが始まっているんです。


私の母がたどった道を考えると

今にあのお二方も自分のお尻から出てきたものを『何だろう?』と思って手で触るようになるかもしれません。

便を弄ぶ行為、すなわち弄便(ろうべん)


母は泥だんごみたいにこねて私を驚愕させたけど

施設では壁にこすりつけたりタンスの引き出しに入れたりする人や、最悪天井に投げつける人もいるそうですから


不敬でしょうか?

老いも認知症も万人に平等に起こりえることです。

尿臭を漂わせながら、○○○を手でもてあそびながら、それでもアテクシをミテってお出ましするんですかね?