今日テレビで誤嚥性肺炎について特集していました。

高齢の方が肺炎で亡くなるうちの多数が
この誤嚥性肺炎だと聞いたことがあります。

私は母が誤嚥性肺炎になって初めて
高齢者にとって飲み物(液体)が
誤嚥性肺炎の原因になることを知りました。

病院関係者や介護職の方は
高齢者で誤嚥の危険がある場合は
飲食物にトロミをつければ
飲みこみやすくなって誤嚥が防げる
ということを知っておられるけれど

私は母を自宅で介護している中で
まだ訪問看護も利用していなかった時には
そういう知識が全くありませんでした。

でも今考えると、87歳で亡くなった父も
お茶を飲みながらよくむせていました。

トロミ粉という便利なものが
介護に当たり前に使われていて
ドラッグストアーに売ってることも
知りませんでした。

母は果物が好きだけど
歯がほとんど無いので
果物ゼリーを食べさせたり
果汁のジュースを飲ませたり
していたこともありましたが

果物をすりおろしてトロミ粉でトロミをつければ
旬の果物を存分に食べられるのですね。

介護生活が長くなるにつれて
知らなかったことがいろいろわかって
自分が高齢になった時に
どういうことに気をつければいいか
知識が増えて
かなり役に立ちそうです。



ここで介護日記を書いているおかげで
栄養補助にエンシュアという保険が効く飲み物があることも教えてもらえたし

いろんなトロミ粉がある中で森永の「つるりんこ」という商品がいいということも教えてもらえました。


家族が高齢になったら
たとえ介護が必要でなくても
体の機能の衰えによって
いろんな不都合なことが増えていくので
知識を得ることが大切だと思います。

私は将来自分が飲み物でむせるようになったら
トロミ粉を買って使いたいと思っています。

今、熱中症が心配ですが
高齢者がお茶を飲む頻度を増やすと
誤嚥性肺炎になるリスクも高くなるのではないかと思いました。

気をつけてあげてください。