今朝10時に退院しました。

3連休、ずっと雨という予報が昨日になって初日だけ晴れの予報に変わって…

今日は青空が広がる良い天気になりました。神様ありがとう🎵

予定通り、娘に来てもらって二人で母を運びました。

写真の「救い帯」という物、以前Amazonで買って放置していたのを思い出して使ってみました。
めっちゃ便利でした。
バスタオルで運ぶより良かったです。
材質はポリプロピレン(不織布)です。
二人以上で運ぶ場合に重宝します。

今回は車椅子から自家用車への乗り降りと、自宅1階から2階のベッドまでの搬送に使用しました。
椅子みたいに90度の角度がついているので座った姿勢に近い感じに運べます。

これは便利な介護用品だと思いました。


母はもう本当におとなしくしていて、
このまま姥捨て山に置いてきても黙って置かれたまま佇んでいそうな感じです(これは娘が言ったことで、私の感想ではないのですが(^^;))

無事に自宅のベッドに寝かせたら、きょとんとした顔をしていたので
「ここ、どこかわからない?」
と聞いたら
「わからん」
と言いました。

そうだよね、長年住み慣れた自宅という場所ではないからね。
まだ引っ越して5年弱。

でもここに引っ越してすぐの頃には前に住んでた自宅のことを忘れて、その前に住んでた家のことしか覚えていなかったし。

前に住んでた家は母が60歳を過ぎてから建てた家だったから、やっぱり若い頃から住み続けた家でないと忘れてしまうんだなぁと思いました。

今はもう、そのひとつ前に住んでた家のことも全部忘れたみたいです。
何もかもわからなくなっているようです。

おととし入院した時、自宅を結婚前に住んでた実家だと思っていた母(*_*)

結婚後ずっと転勤生活で、36歳の時に前の前に住んでた家を建てたので
その家に約25年、前に住んでた家にも約25年住んだことになります。
そして今の家に住んで5年目。

私自身のことを言えば、前に住んでた家に引っ越して25年の間ずっと、夢の中では自宅は前の前に住んでた家でした。
私にとってはその家は小学校4年生から住んだ家なので、脳の中では自宅と言えばその家という認識が刷り込まれていたんだと思います。
そして不思議なことに、今の家に引っ越してからは夢の中ではようやく前の家が自宅として出てくるようになりました。

私がモウロクしたら、自宅として思う家はどの家になるのかなぁと不安になります。

とにかく、無事に自宅に帰ることができて安心しています。