１０００人のおっぱいを触ったフリーアナウンサーこと下着美容研究家 湯浅美和子です
６月の花嫁は幸せになると言われていますが、涼しい秋もブライダルに華が咲く季節です。と言う事で、今月は結婚式の下着にスポットを当てました。花嫁になる時の予習に加え、列席時の下着術やマナーも！今日はドレスを美しく見せる下着を知ることから始めましょう。ウエディングドレスだけではなく、クリスマスシーズンのパーティードレスにも応用出来る知識ですのでフォーマルシーンの下着の達人になれますよ。
ドレススタイルを美しく整えるのに活躍するのはファンデーションです。ファンデーションと言ってもお化粧品ではありません。「下着美容塾」ではたびたび触れていますが、下着は厳密に言うとファンデーション、ランジェリー、ニットインナー、パーソナルウェアに分類されます。身体のラインを整えるベース下着をファンデーションと呼びますが、スタイル美人はファンデーション選びにかかっていると言っても過言ではないほどの重要アイテムです。
一番馴染み深いファンデーションはブラジャーですが、その他のファンデーションも巧みにチョイスすることで、見違えるほどボディラインは美しくなります。基本的にすべてのものに補整機能がついているため、身体に合うファンデーションをつけることで確実にヌードよりも体型は整うのです。但し、絶対に窮屈なものを選んではいけないのがファンデーションの約束事で、サイズが合わないものをつけていると返ってボディラインを崩してしまいます。
ブライダルシーンはシルエットが肝心です。合うファンデーションでメリハリボディに整え、心地よくドレスを着ることが大切なのです。 さて、ウエディングドレスで活躍するファンデーションですが、ブラジャー、ウエストニッパー、スリーインワン、ガードルなどが挙げられます。この４アイテムをすべてつけるというわけではなく、ドレスのデザインに合わせて下着の組み合わせを選ぶのです。極上のドレスアップにはこのファンデーション選びが要となるのです！
個々の下着がどういうものなのか紹介しましょう。
ブラジャーは言うまでもないかもしれませんがバストを整える下着です。どんなブラジャーでも「よせる、あげる、ささえる」の３機能を持ち合わせているので、ブラジャーによってバストは確実に美しくなります。ただ、ドレスの場合は通常より丈の長いミドリフタイプ、もしくはロングブラジャーがおすすめです。バストとその下の脂肪が下着によって明確に分けられるのでラインが美しくなりますし、バストを高い位置でキープする効果も期待出来ます。
続いて、ミドリフ丈のブラジャーと合わせるウエストニッパーです。ボーンやあて布を駆使してウエストを細く引き締めるファンデーションです。苦しいイメージがあるかもしれませんがソフトタイプもありますし、締め具合も調整出来ます。ウエストシェイプはメリハリボディの要です。しなやかなウエストのカービングはよりドレスを美しく見せるでしょう。
ウエストニッパーにはガーターベルトがついているものとそうではないものがあります。ガーターベルトなしのタイプやロングブラの時はガードルを合わせることをおすすめします。おへその上まではきこみのあるガードルはしっかりとおなかを押さえますし、ヒップアップも期待出来ます。
バスト、ウエスト、おなかと、機能を分散させアプローチしていく下着同士を組み合わせるのもよいのですが、１枚にまとめたい場合にはスリーインワンです。ブラジャーとウエストニッパーとガーターベルトの３つが一体となった下着です。この１枚でバストアップとウエストシェイプ、おなか上部や腰回りをおさえる機能を持ち合わせ、シルエットはとても美しくなると定評があります。
これらのファンデーションはウエディングドレスを美しく見せるために欠かせませんが、けしてブライダルだけの特別アイテムではありません。身体に合うものを選ぶと脂肪が正しい位置に導かれ、身体自体が喜ぶのか、とても楽なので私は日常から愛用しています。メリハリボディが整い、アウターが綺麗に見えるだけではなく、いつの間にかファンデーションを脱いでもファンデーションをつけているようなボディラインになっていきます。ドレス時は勿論、スタイルをよくしたいのならファンデーションを極めるのが近道ですよ。
日本ボディファッション協会認定インティメイトアドバイザー
下着美容研究家 湯浅 美和子
