展着剤のお話し


皆さん今日も秋晴れ

清々しい陽気ですが

おかわりありませんか?


今朝は流石に

寒いなぁと感じながらも

外の空気が澄んでいて

気持ちがいいスタートを切れました照れ


しかし

以前からブログに書いている様に

今年は灰色かび病に

悩まされた一年でした


そんなわけで

農薬の勉強を少しずつ

しているところですが

今日は展着剤についてのお話を少し

したいと思います照れ


展着剤を使う理由は

農薬をしっかり行き渡らせて

農薬の効果を発揮させることにあります


種類としては大きく3種類

①一般展着剤

ダインが有名ですねラブラブ

これはむらなく農薬を散布させる一方

雨には弱いです


②固着性の展着剤

アビオンEなどが有名ですねルンルン

こちらはロウなどの成分で

葉に膜を作り

農薬が雨などで流れない様にします


③機能性展着剤

こちらは、むらなく農薬を散布し

さらに農薬の効きをよくしようというもの

アプローチBIなどが有名です


こう聞くと②か③が良さそうに感じますが

それぞれ一長一短あります


③の機能性展着剤は

薬剤の浸透性を良くして

効き目を高めますが

固着させる力は無いか弱い

使用方法を誤ると

薬害が出る可能性もある


一方②の固着性の展着剤である

アビオンEは

薬害の心配は少なく雨に強い


そんな理由ことから

使用しやすいアビオンEが

バラ栽培で勧められているのかなと思います



そうは言ってもアビオンEにも

得意分野・不得意分野があります


先日アビオンEを作っている会社に

質問をしたところ


①アビオンEは薬剤を固着させる力は強い

よって予防剤との相性は良く

ジマンダイセンやダコニールなどでは

公式に発表していないが

効果が認められている


②一方薬剤を満遍なく広げるする力は弱い

殺虫剤との相性が悪いとの報告はないが

スミチオンなどの

接触性の殺虫剤では薬剤が

行き渡らない可能性がある

虫が生えた際は満遍なく散布できる

展着剤を選んだ方が良い


③一部で機能性展着剤と

混ぜるて使用すると効果が高くなる

との話もあるが

メーカーとして確認はしておらず

薬害の発生のリスクもあるので

自己責任でお願いしたい


結論として

予防剤使用時や梅雨、秋雨の時はアビオンE

治療剤、害虫対策の時は拡散性のある展着材

を選択する方が良い


・・・とのことでした。

なんだか説明が下手ですみません(T ^ T)


とりあえず今日は展着剤のお話しでしたキラキラ


今日もお付き合い頂き

ありがとうございました